片づけをした話

家にいる時間が長い昨今では、断捨離をして家の不要品を片づける人も多いと聞きます。

私自身はそれほど片づけが得意でもなく、不得意でもなく、常にそれなりに見られてもまあ大丈夫くらいには部屋を整えている方だと自負しております。ただ、別に全てを綺麗に整頓して、物が少なく、生活感があまりないくらいきらきらしている訳ではありません。それなりに散らかっています。急な来客があってもーーまあこれは元から殆どない事ですが、ひとり暮らしを始めて少しの時はたまに不在中に親が来たりしてましたーーそれなりにちゃんと生活出来てるなと思われる程度には整えていた、という話です。

あんまり物を捨てられない方なので、収納の多い物件に住んでいますが、それがかえって物を増やす結果になっているかもしれません。

でもいざ、物を整理しようとしても、捨てるのは忍びないし、フリマアプリで売るにしても出品する手間が面倒だったりします。バーコード読み込みで簡単出品と謳っていますが、出てくる不用品はバーコード読み込みでもエラーになったりそもそもバーコードが付いてない小物の方が多い。出品するまでの時間に他のことが出来るじゃないとつい思ってしまいます。

とことん断捨離に向いてないなと思いつつ、それでも少しは、そしてたまには、棚やら引き出しやらを整理してみようと重い腰を上げて、机の引き出しを開けて、中の物を出してみました。

すると。これここにしまっていたのか、こんなところにあったのか、こんなのとっておいたのか、という小物たちがぞろぞろ。

もう今日はここだけ片付けようと決めて、机の中から出てきた久しく日の目を見ていなかった小物たちを並べて、これはよく使う、これはあまり使わない、これは今度使って行こう、これはもう要らない、に分けていきます。

そうして空っぽになった引き出しに、新たな基準を設けられ、場所をあてがわれた小物たちを端から順に詰め込んでいき、片付けは無事に終了。

机の中から不要というレッテルを貼られたまだ使える小物たちは紙袋にまとめて、自由に外出できるようになったらリサイクルショップにでも持って行こうと棚の横に置く事にしました。そのうち気が向いたらフリマアプリを活用するかもしれません。

今の私には不要だけども、また活躍する日が来るかもしれないからその日までちょっとここで休んでおくれ。

後々ないない、と探し始めたらまた多分この紙袋に入っていると思えば良いなと呑気に考えたりしてます。

実質、物は減ってはいないけども、机の中はぐっと使いやすくなりました。

なくしたと思っていた物が見つかったり、使いたいと思って買ったままになっていた雑貨だったりも見つけて、これから活用して行こうと思います。

そういう意味ではやはり片付けはたまにやった方がいいなと思います。さて、次は手強い衣装ケースの片付けですかね。