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みなさん、こんばんは!

防災について考える。うさみです。

今日は、NPO法人コモンビートが行っている「表現ひろば」内で「教えて!地方公務員さん~防災編~お家で出来る防災対策」として、参加者のみなさんと防災についてゆるゆると考えました。

東日本大震災から10年というタイミングもあり、防災について考えるきっかけとなればということで声をかけていただき実現した企画でした。

オンラインで自分の仕事に関係することを話すのは初めてで、なかなかに緊張する時間でしたが、見知った参加者に囲まれてアットホームな雰囲気で私自身が楽しく話すことができました。

今回は、お家で出来る防災対策ということで、次のことをテーマにお話ししました。

1 家での備蓄を考えよう
2 部屋の家具の配置を考えよう
3 新聞紙スリッパをつくってみよう

1 家での備蓄を考えよう

備えておきたい防災グッズや非常食、日常備蓄(ローリングストック)についてお話しさせていただきました。具体的には次のようなポイントです。

✔カセットコンロを持っていると便利
✔ラップは食器に敷いたり、けがの止血につかえる
✔新聞紙は食器になったり、骨折時に丸めて添え木代わりになる、保温性も抜群
✔携帯トイレはコンビニとかでも買える
✔アルファ化米などの備蓄食糧のほかにも、普段から食べなれているものを少し多く備蓄しておく
✔「3~4日分の備蓄食糧」と「冷蔵庫にあるもの・普段から食べているもの」を合わせて1週間分備えよう

2 部屋の家具の配置を考えよう

生き延びた後の備蓄も必要ですが、何よりも重要なのは、災害が発生したときに「生き延びること」。せっかくきちんと備蓄していても、地震による家具の転倒で亡くなってしまっては意味がありません。

特に無防備になる寝室の家具の配置についてみんなで考えました。

✔ベットや布団の頭が来る方に背の高い家具(タンス・本棚等)を置かない
✔家具の固定をするためにホームセンターでその家具に合った固定具を買う
✔そもそも背の高い家具を置かない

3 新聞紙スリッパをつくってみよう

新聞紙を折り込んでいくだけでスリッパがつくれます。これをみんなで実際につくってみました。新聞紙スリッパは次のようなメリットがあります。

✔避難所内は土足禁止なので、新聞紙スリッパがあると便利
✔保温性があるので、防寒になる
✔ガラスが散乱した室内にもけが防止のためにつかえる
✔折りはじめの大きさを変えることで大人用と子ども用のサイズでつくれる


当初、企画自体は1時間の予定でしたが、あれこれと質疑が出たこともあり、少し時間が過ぎてしまうほどの充実した空間になりました。

自分の知ってることをみんなとシェアできたほか、ゆるゆると質疑等で意見交換ができ本当にとてもステキな時間でした。

参加してくれた皆さんありがとう!

これからも、自分の命を守るため、ひいては大切な人の命を守るためにも
「防災」を生活の中にそっと取り入れてくれたら嬉しいです!

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