防災について考える⑮【避難所にもっていくものは?~非常持出し品を考えよう~】
みなさん、こんばんは!
うさみです。
さて、災害が発生して自宅が被災したときには、指定緊急避難場所や近隣の安全な場所に避難する必要があります。
その際、非常持ち出し品として、最低限どんな物を持ち出せばよいかについて、今回は一緒に考えていきます。
非常持ち出し品とは
避難にあたり、当面の間必要となる最小限の物です。それらを納めた袋を非常持ち出し袋といいます。中身は、それぞれ自分にとって必要な物を考え、準備しましょう。
実際に、どのようなものが非常持ち出し品となるかといいますと、それぞれ次のようなものが考えられます。
非常持ち出し品の例
・懐中電灯 ・毛布 ・食品 ・哺乳瓶 ・携帯ラジオ
・電池 ・インスタントラーメン ・現金 ・ヘルメット
・ライター ・缶切り ・救急箱 ・防災頭巾 ・ロウソク
・ナイフ ・預貯金通帳 ・軍手 ・水 ・衣類 ・印鑑
※これらをリュック等に入れ、玄関の近くや寝室、車の中、物置などに配置しておけば、いざというときに持ち出すことができます。
目的別非常持ち出し品
災害が発生する時、自宅にいるとは限りません。次にお示しするのは、外出先や職場で被災したときに役立つよう備えておくと便利なものになります。
持ち歩き用非常持ち出し袋
外出した時に被災した場合に備え、常に持ち歩くカバンに最低限必要となるものを入れておきましょう。
・携帯ラジオ ・ライト ・乾電池 ・携帯電話用充電器
・歯ブラシ ・携帯トイレ ・ホイッスル ・小銭
・エマージェンシーセット・ブランケット ・マップ ・水筒
※なお、消耗を避けるため、携帯ラジオの乾電池は外しておきましょう。
職場用非常持ち出し袋
勤務中に被災した場合に備え、会社に泊まることや、歩いて帰宅することを想定したものを考えて準備しましょう。
・歩きやすい靴 ・ヘルメット ・非常食 ・ライト
・救急セット ・軍手 ・寝袋 ・簡易トイレ ・レインコート
・水筒
このほか、まとめておきたいものとして次のようなものがあります。
・家族の写真 ・免許証 ・年金手帳 ・預貯金通帳
・健康保険証 ・印鑑 ・株券 ・お薬手帳
※中でも、紙製の証書や証明書等はファスナー付きビニールケースに入れておくと防水になるため良いでしょう。また、万が一に備えて家族の写真を持ち歩くのも大切です。
以上が、非常持ち出し品についての説明になります。
みなさん自身の状況によっては、常備薬、紙おむつ、生理用品及び乳幼児・高齢者向け食品等を用意しておくことも必要となりますので、今一度、ご自身に必要な非常持ち出し品を考えてみましょう。
さて、今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございます。
これからもひとりひとりの防災力アップに役立てればうれしいです!
ではまた
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