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\まるで違う!?単利と複利/【ちょっと得するお金の話】

 みなさん、こんばんは!

 めざまし貯金力UP道場ファシリテーターのうさみです。

 もしかしたらちょっと得するかもしれない!?そんなお金にまつわるいろんな話をお送りしていますが、今日はこちらのお話です。

知ってるようで知らない利息の計算方法

みなさんは、利息の計算方法に2つの種類があることをご存じですか?

 利息は、金融機関にお金を預けていると決算期などに

決算利息   ○○円

として記帳されますが、実はこの利息、金融商品によって2種類の計算方法から算出されています。

その計算方法が、「単利」「複利」です。

単利と複利ってなにが違うの!?

 利息の計算方法には、それぞれ単利と複利というものがあります。
どちらも似ているようでまるで異なる仕組みとなっていますので、ちょっと考えていきましょう。

◤「単利」とは?◢
 単利は、預けた元本に対して利息がつくもので、具体例で言うと次のようなタイプになります。

100万円を預けて年利5%とすると、1年間で5万円の利息が付きます。さらに2年後も元本の100万円に対して利息を計算するので、1年間で5万円、2年間で10万円の利息が付くことになります。

◤「複利」とは?◢
 一方で、複利とは、預けた元本+利息に対して利息が付くもの(ちょっとややこしい表現ですね。。)で具体例で言うと次のようになります。

100万円を預けて年利5%とすると、1年目は、1年間で5万円の利息が付きます。さらに2年後は、元本が100万円+1年目の利息5万円の105万円となり、1年間で5万2500円の利息が付くことになります。つまり、2年間で10万2500円の利息となるわけです。

このように、単利と複利を比較してみると、2年目以降、複利の方が多く利息が付くこととなります。

 ちなみに、かの有名な物理学者アルベルト・アインシュタインは「複利は人類最大の発明」と言ったとか言ってないとか。

 そりゃそうです。先に示した例で2年目の時点で差が生じていますので、長期になればなるほど、劇的に差が生じてくるわけです。

 実際に、100万円を年利5%で20年運用したときの差を見てみましょう。

<単利> 元本100万円 + 利息100万円 = 200万円
<複利> 元本100万円 + 利息165万円 = 265万円

 ご覧ください!65万円もの差が生じているのがお分かりになると思います。
 もちろん、税金等も考慮する必要がありますが、ざっくり計算するだけでも複利がいかに有利かが明らかです。

 それでは、明日以降は、実際に、どの商品が単利で、どの商品が複利なのかをご紹介していきたいと思います!

以上です。

明日以降もお金に関するあれこれを発信していきます!

最後までご覧いただきありがとうございます。

めざまし貯金力UP道場ファシリテーター
うさみ

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