見出し画像

フリーランス市場の拡大

こんにちは!小野です。

最近、フリーランスの方とお会いすることが増えました。
ITエンジニアのフリーランスの方だけでなく、広報、営業、事務職など、多岐に渡ります。

実際、どれくらい「フリーランス」という働き方は増えているのでしょうか?

『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』によると、以下のような数字が出ています。
フリーランス人口は1,577万人、経済規模は23.8兆円。
2015年と比較すると、6年で人口は68.3%(640万人)、経済規模は62.7%(9.2兆円)増加しました。
コロナ過前の2020年1月は、フリーランス人口は1,062万人、経済規模は17.6兆円だったことから、この1年半でフリーランス市場は大きく拡大しています。
リモートワークが増え、会社に属する必要性やメリットが薄れたという声も聞きます。
新規事業の立ち上げや個人事業主を支援する国策が増えていることも背景にありそうです。


フリーランスで働く方の年齢はどうでしょうか?

本業がありながら副業・複業というパラレルワーカーは、20代~40代が多い傾向。
専門的なスキルや資格がありフルタイムで働くフリーランスワーカーは、50代~60代の方が多い傾向にあります。
私の周りでは、IT系のフリーランスエンジニアが多いですが、20代~30代の若さで転向している方も多いです。
私が現役エンジニアだった10数年前は、フリーランスエンジニアに転向できるのは、一部の優れた能力があるエンジニアだけでした。
業界全体の変化や雇用形態の変化もあり、特にIT系ではフリーランスに転向できる間口は広がり年齢も下がっているように感じます。


フリーランスとして働く際の課題は?

フリーランス転向の動機として多いのが、収入アップや働き方の自由度です。
私の周りでも年収1000万円前後を稼ぐフリーランスエンジニアや、自分で顧客を開拓しながら自由な働き方を得ている方がいます。
望める成果が大きい分、取り組む課題も大きくなります。

・収入が安定しない
・収入が低い
・仕事がなかなか見つからない
・退職金による老後の備えができない
・社会的信用が低い

など、フリーランスの方が感じる不安も共通のものがあるようです。
実際、うまくいってるフリーランスの方は、テクニカルスキルだけなく、仕事の獲得や人間関係を円滑に進めるヒューマンスキルに長けています。

まとめ


・フリーランス転向には、収入アップや働き方の自由度を上げる機会がある
・フリーランス転向への認知やサポート体制の整備が進められている
・フリーランスになるから結果が変わる訳でなく、新規開拓力・人間関係の構築能力等、基本的なヒューマンスキルの向上も必要となる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?