鬱ですね

ひたすらひたすら、鬱状態。これに関してはもう自分でもどうにもできないし他人に頼った所で身体は楽にならない。

といっても私は割と周りに恵まれている人間だと思う。そこは謙遜しない、というかしたくない。いつだっておかしいのは自分なんだ、周りから良くしてもらっていてもこんなに辛くなるなんておかしい話でしょう?自分がおかしい、自分が○○できないから、自分が自分が…とここから負の連鎖に入ります。こうなったらもう取り返しがつかなくなってきます。コントロールするなんて以ての外。情緒も不安定になる

普通の女子高生をやっていたい。やっていたいと思うその理想からかけ離れすぎている自分が嫌になる。よく周りから「真面目だよね」「理想高いよね」「たかが○○でそこまで徹底しなくてもいいよ」と言われることが多い。確かにそこまで真剣に生きなくてもいいのかもしれない。でも私にとっては今の私の人生は一回きり。少しでも道を踏み外してそこから思い通りにならない人生になるなら死んだほうがマシだ。そう思いながら生きてきた。だから自分の理想の人間になる為に今までもがんばってきたしこれからも頑張るつもりだった。それが中学生までの私。

高校に入ったら環境もがらっと変わって関わる友達も変わる。性格も少し悪くなったと思う。その当時は親や祖父母に「私ちゃんは保育士が一番似合っているから保育士になりなさい」と小学生の頃からずっと言われていて正直自分に過信し過ぎていた所もあった。でもそれはただの思い込み、所詮大人達の私への過大評価だった。保育コースを選ぶと、ピアノ、折り紙、工作、絵本の音読、歌などが必須科目としてある。私は周りからできるできると言われて育ったのでできるだろうと思っていた。ピアノも習っていたし折り紙や工作も得意だった。だから自信は人並み以上にあった。

その自信は脆くも直ぐに崩された。全てが周りより遅い、劣っている、汚い、アイデアが思いつかない。そもそも私は、子供が好きなのか?そう思い始めていたときにはもう私は自分のやりたいことなんて無くなっていた。けど周りの友達がキラキラしているのを見ていると「将来の夢は保育士」としか言えない。言わざるを得なかった。まだ私は私に、大丈夫だろうと言い聞かせていたから。そこから私の人生は普通の女の子ではなくなったのかもしれない。


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