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#9 女性アスリートのスポーツ医学を学ぶことで女子選手との壁を壊す!
What's up guys!
前回ゲストでお話をしてくださったマヤさんを
今回は講師として招き、僕の所属するチームの指導者とトレーナーに向けて話していただきました。
こちらの記事と一緒に読んで頂けると嬉しいです。
男性プレイヤーと女性プレイヤーの
生物学的・解剖学的特徴を知る
当たり前だけど指導者は、
男性プレイヤーと女性プレイヤーとでは、成長のスピードもその為のアプローチの仕方が違う事を理解する
・生物学的特徴:筋力トレーニングの効果の差がある事。男性と同様の筋トレをしても同様の筋肉肥大は期待できない。
・解剖学的特徴:重心が低い。また、骨盤が広く、大腿骨が内部に傾斜している為、膝との角度がついて不安定になる。←男性プレイヤーと比べてパススピードが遅くなったり、膝靭帯の怪我が多い。
女性の体の仕組みから知って、理解することがすごく大切なことだと思う。
男性指導者なら尚更勉強して選手と向き合う必要がある気がします。
元々のパーソナリティを理解する
~摂食障害と向き合う~
十人十色という言葉があるように、
真面目な子で優等生と言われる子がいたり
こだわりが強い子がいるなど
様々な個性を持った選手がいると思います。
そんなパーソナリティを無視するような指導者からの
体型や性格などの無配慮なアドバイスからくるストレスによって
歪んだアイデンティティが確立してしまう可能性があること。
アスリート以前に女性としてナイーブな問題であると理解することが大切
女性アスリートが気軽に相談できる環境を作る事も指導者の大切な役割
ストレスと感じる段階に気がつかない事も多い為選手と指導者の認識の違いが生む影響を理解すること
アスリート・指導者ともに正しい知識を持つことが必要
月経は経験できないからこそ男性指導者は勉強するべき
女子サッカーの指導をしていると避けて通れないのが月経についてですよね
各チームでどのような対処をしていますか?
選手とこのことについてきちんと話せていますか?
なかなか難しいですよね...
だからこそ、指導者がしっかりと勉強している姿を選手たちに示し
選手の信頼を得なければいけません。
月経のメカニズムについて質問されたら答えられますか?
これを知るだけで個別で練習メニューを組むことだって可能になります。
選手が月経の知識が少ない?
指導者だけ月経について勉強しても意味がありません。
選手たち本人が自分の体を管理することができる事も大切になってきます。
学校の教科書で習うだけでは足りないと思います。
チームで講習会などを行い、自分の体の管理をするように促す事も大切になってきますよね。
また、選手たちに毎日の体調管理の日記を付けてもらうことによる自らの理解を促すことも可能だと思います。
もしくは、各チームでアンケート用紙みたいなチェックシートを作成し
体重・体脂肪率・体温・調子などを記録し毎月フィードバックとして
選手に見せるのも良いでしょう。
毎日が面倒だと言われたら、生理が始まった日と終わった日の記録だけでも良いという話もありました。
とにかく、選手たち自身で管理させるよう促し、そのような環境を作る事も指導者の役割の一つではないでしょうか?
生理期間中の食事はとても大切だと話してくれたプロの選手がいました。
中高生が好きな物を我慢するのは難しいことですよね
そこで親御さんに協力していただくことが大切になっていきます。
統計やデータだけで選手を判断しないこと
上の文では管理がどうだとか記録がどうとか言ってます。
が、ここから矛盾させて下さい...笑
結局は1対1で選手とどう向き合っていくことしかないと思います。
指導者に知識がなく、変に牽制して壁が生まれてしまっているのが現状なのではないでしょうか?
まずは指導者から変わる。
それを見て選手が変わる。
女性の方が男性より繊細です。
選手としてではなく一人の女性としてその選手の生活面を含めて見ることが大切になります。
その先に選手と指導者の壁が壊せると信じています。
このことについて小嶋将太がnoteに書いているので是非併せて読んで下さい!
後半部分に書いてあります。
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