見出し画像

私的、ワンオペ育児との向き合い方

私の毎日は基本ワンオペ育児がスタンダード。
どこの家庭も大体そうなんじゃないかと思ってしまう。
ワンオペ育児、私は以前までひどく疲弊していた。
夫は日曜日と祝日が休みだ。
だから毎週土曜日は幼稚園も無く、何をしようかどう過ごそうかと1人頭を抱えていた。
さらには平日溜まった家事、例えばトイレ掃除や洗面所、床拭きなども
朝登園が無い土曜日にすることが多かった。

そんなこんなで週末ともなれば家事と育児で疲弊してしまう。
しかし、子供は待ってはくれない。
時計よりも正確に時を刻んでいるかのように10時になれば外に出たいと泣き喚く。
好きな車のテレビを見せても黙ってはくれない。
なのにまだトイレ掃除しか終わっていない。
床には前日からの食べこぼしたカピカピの米が転々と散りばめられており、今朝のパン屑もテーブルの下を埋め尽くしている。
いつもこの状況を眺めては溜め息をついていた。
それでも何とか家事をこなし公園へ向かう。
昼食のため帰宅する頃にはもう顔面蒼白、疲労困憊になっている私。
こんな状況下が毎週続くと土曜が来るのが恐怖にも感じていた。

するといつも良からぬ考えが私を襲う。
夫が週休2日あればこんな思いはせずにすむのに。
夫が週休2日あれば一緒に掃除してもらえるのに。
夫が週休2日であれば子供達にイライラせずにすむのにと。
もし〜だっタラ、もし〜であレバとタラレバの住人へとなってしまう。
こうなると中々現実と向き合うことができなくなってしまう。
そうして夫の仕事が悪いだの、そもそも夫の休みが日・祝だけなんて意識してなかっただのと夫のせいにし、こんなはずじゃなかったのに…と負のループに入ってしまう時もあった。

しかしだ、こんな風に負のループに陥り毎週土曜に怯え、夫に噛み付くように八つ当たりしたいだろうか?
答えはNOだ。
楽しく子育てしたい。
子供達を怒鳴りつけたくない。
夫との夫婦仲を拗らせたくない。
そう、本当は家族でただ楽しく過ごしたいだけなのだ。
だったらこんな私に何ができるのか考えた。

負のループの根源である考え方を変えるのだ。

じゃー一体どうすれば?に辿り着く。
私の場合、ワンオペ育児の定義を自分なりに変えていくことにした。
どういうことかと言うと、家事・育児を完璧にこなさなくていい。
どちらかでいいのだ。
オカンたる者、育児・家事は完璧であるべきという自分の思い込みを書き換えるのだ。
オカンだって人間だもの。
そう、優先順位をつけるのだ。
土曜日の午前中に掃除をしなくたっていいじゃない。
私にとって何が大事?
子供と遊んであげること。
じゃー午前中、身支度終わればまずは外に出よう。
帰宅後、余力があれば掃除しよう。
晩御飯、うどんにしたっていいじゃない。
手抜けるところは抜いていこ。
日曜日に掃除一緒にしてほしいって夫に伝えたっていいじゃない。
そう、家事はオカンがするもの。育児もオカンがするもの。
だって私は稼いでないのだから。
ってそんな自分を蔑まなくたっていいじゃない。

自分の好きなように家事・育児する権利はあるのだから。
自分の好きなようにワンオペ育児の定義をデザインしよう。
そう伝えたい。
それがどうしても出来ない時は、自分の中に問うてみてほしい。
どうして自由にすることが出来ないのだろう?
何が引っかかるのだろう?と子供達に問いかけるように自分にも優しく問いかけてあげてほしい。
焦らず少しづつ自分に寄り添う選択をオカン自身ができますようにと願いを込めて私の体験談のシェアをする。
だって自分が優しくしてあげないと誰もカマってくれないじゃない、私たちオカンのことなんて。笑
少しでも多くのオカンの週末が穏やかになりますように…。


この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

33,258件

#育児日記

50,759件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?