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#682【長野】満腹食いだおれ散歩

こんにちは!こばです。


ついにストーブをつけ始めました北海道です。
気持ちのいい冷たい空気、冬になる前の一瞬の秋のこの空気が好きです。


さて、先月末に軽井沢で友人の結婚式があり、せっかく長野に来たのだからと一日滞在を延ばして長野市へ行ってきた日のことを今回はご紹介します。

僕は実家の車を借りてきていたので、結婚式の後、軽井沢から長野市まで1時間半ほどドライブして宿に向かいました。




1166バックパッカーズ

今回の宿はこちらの「1166バックパッカーズ」さんです。
オーナーさんが飯室さんなので、1166=イイムロです。

実は9年前に一度泊まったことがあって、それ以来9年ぶりの再訪でした。

日本のゲストハウスの中では昔からある老舗のゲストハウスの一つで、界隈では有名な宿だと思います。
9年ぶりでも中はほとんど変わらず、コロナ禍を超えて健在でよかったです。

夜は泊まっているゲストさんやスタッフさん、ふらっと遊びに来たご近所さんが集まってなかなかカオスな状態でしたが、これぞゲストハウスという時間で久しぶりにゲストとしてゲストハウスを楽しめた気がします。

スタッフのヒロコさんや同じドミトリーだったこうじさん(この日は同じ部屋に2人だけだった)と色々お話しして、明日なにをするかで迷っていました。

実は山に登りに行こうと思っていたいたのですが、どうも天気がよろしくなさそうで…大人しく街ぶらでもしようかと。

そこでスタッフのヒロコさんお手製のマップを見せていただき、おやきの食べ比べしたら楽しそうだなと思い、こうじさんが長野に来たら毎回善光寺のお朝事に行っているというので、僕もご一緒させてもらうことになり、無事にやることが決まりました。(9年前はお朝事に行かなかった)

ちなみに1166バックパッカーズのリビングスペースはこんな感じで、玄関入るとすぐにこの空間があります。
ここでみんなでおしゃべりしていました。

ベッドは基本ドミトリー(2段ベッドの相部屋)ですが、長野に来られる際はぜひ遊びに行ってもらいたい宿です。


お朝事が6:00からだったので、5:30起きの予定で、万が一起きなかったらこうじさんに叩き起こしてもらうようお願いしました←


善光寺のお朝事

おはようございます。
無事に自力で起きることができこうじさんのお手を煩わせずにすみました。
顔を洗って歯磨きをして善光寺に向かいます。
1166バックパッカーズからは歩いて5分くらいです。

地面は濡れていましたがちょうど雨は降っていないタイミングでした。

おはにゃん。

別のホテルからの団体と思われる人々の姿も。

大きい山門をくぐると。

本堂が。

この時間からお店も開いてる。


お朝事では毎朝本堂に住職のみなさんが集まり、その読経を聴くことができます。30分の読経が2回、行われるようでした。
僕とこうじさんは1回目の読経を聴いた後「お戒壇めぐり」に行きました。

お戒壇めぐりというのは、本堂の奥の階段を降りて、御本尊の下の真っ暗な回廊を通って、途中にある「極楽の錠前」に触れるとご本尊と繋がれるよ(雑)っていうものです。
回廊は本当に真っ暗で、壁を伝いながら、前の人にぶつかりながら、ゆっくりまわって、無事に錠前を触ることができました。
清水寺の胎内めぐりを思い出しました。


外に出ると雨が降っていました。

かっこいい。

お朝事にはもう一つ「お数珠頂戴」というイベント(?)があります。
お朝事の前と後に、住職さんが手に持った数珠を頭にトンっと当ててくださいます。

一列に並んで、頭を低くして待っていると前を通りながら順番にトントントンと。

僕とこうじさんはお朝事の前にしてもらったのですが、聞いていた話だと軽くチョンっていうくらいのイメージだったのですが、僕のときはゴンって勢いできたので(えっ)ってなりました。笑
こうじさんも今までで一番強かったと言っていました。笑
そういう時もあるんだということですね。

お朝事の後は一度宿に戻って二度寝、と思っていたのですが、リビングに入るとオーナーの飯室さんがいらっしゃって(実は初めまして)、コーヒーを淹れてくださっていたので、結局チェックアウト時間までリビングでゆっくりしてしまいました。

長野の山が近い景色が好き。


おやき巡り

宿をチェックアウトしたらおやき巡りスタートです。

10時過ぎになると人出も増えました。

スタバあった。


いろは堂

1軒目はこちら。

オーソドックスなメニューが並んでいました。

長野といえば一番定番と言える野沢菜。

お饅頭くらいの大きさ。

いっぱいに野沢菜が詰まっていて安定の美味しさでした。


つち茂

2軒目。実はさっきのスタバのお隣でした。

ねぎ味噌チーズだと。(うまいに決まってる)

喉乾くので水も買った。戸隠に長野を感じる。

あれだけ推されたらねぎ味噌チーズにしますよね。

平べったい形で、焼き立て、チーズトロトロでした。
ジューシーでめちゃうまでした。

そしてもう一つ、昨夜こうじさんが食べさせてくれて美味しかったので、こちらの「びんずるまめ」をお土産に買いました。
ピーナッツの周りに甘じょっぱい衣がついている感じです。
おすすめです。


門前農館 さんやそう

3軒目。

オーソドックスなものと、このメニューにはないものも色々並んでいました。何より安いですね。

ここでは切り干し大根を選びました。
ラップで包まれていて手作り感満載。

大根の優しい甘みが染み出してきて口の中で広がります。
おかあさんの味です。美味しい。


小川の庄

最後の4軒目。

ここの特徴は囲炉裏で焼いているところです。

コロコロ。

コロコロ。

このときは3種類。
あずきもそそられたのですが、季節のおやきのなすを選びました。

4軒の中で一番大きいかな。

ナスがゴロゴロ入っていました。中はアチアチです。
これもジューシーで美味しかった。

お腹に余裕があればあずきもと思っていましたが、結構満たされたので、あずきはまたの機会に…


おやきをお腹いっぱい楽しんだあとも散策を続けます。


八幡屋磯五郎

七味のお店。
知っている人も多いんじゃないでしょうか?

ここではオリジナルの配合で作ることもできるんです。(と、こうじさんに教わって来ました)

ベースになるレシピに追加することもできるし、一からオリジナルを作ることもできます。
僕は辛い物好きの相方さんにお土産として辛めのものをお願いしました。

普通の七味の2倍の辛さの唐辛子にして、香り付けに柚子を追加してもらいました。

目の前で見せてくれます。

混ぜて完成。賞味期限は半年だそうです。

こんな感じになります。
辛い物好きの方へのお土産に面白いと思います。

店の前にある七味ベンチ。(かわいい)


西之門 よしのや

これまたこうじさんが、近くにある酒蔵の甘酒が美味しいんだということで、昨夜そこの日本酒と甘酒を振舞ってくださって、せっかくなので行ってみようとやって来ました。

通路を抜けると店舗がありました。
誘われるがままに入ってみると、なにも言わずとも試飲をおすすめされ、言われるがまま色々と味見させてもらいました。

僕は運転があったのでノンアルコールのもので、甘酒や梅シロップ、醤油麹や味噌を試飲(試食)しました。
昨夜飲ませてもらった甘酒とその大吟醸のものがあって、大吟醸の方が甘みが強くて美味しかった(僕は甘党)ので、お土産に一本購入しました。(値段は2倍以上…)

それと醤油麹がとても美味しかったのですが結局購入せず、帰宅してから買ってくればよかったと後悔しました。笑
次行ったら絶対買って帰ります。(おすすめ)

それと中庭の向こうの建物では工場見学ができたり、このときは日本酒のラベルとキャップコレクションの展示もしていました。
好きな人は好きだろうなあという内容だったので、興味ある方は是非そちらも見てみてください。


木の花屋

実家へのお土産に漬物をお願いされていて、宿の飯室さんに聞いておすすめされたのがこちらでした。

かっこいい郵便局の建物。

そこの一角にあるのがこの「木の花屋」さんです。

通常の漬物やご飯に混ぜるものなど、いろんな商品があって迷う。

わかりやすくセットがあったので、実家にはこれを買って帰りました。
自分用にはご飯に混ぜ込むタイプのものを買ってみました。

そしてここで何やら抽選券をもらいました。
実はこの日(10月1日)はたまたま「2023善光寺表参道 秋まつり」を開催していて、街はお祭りモードでした。


2023善光寺表参道 秋まつり

善光寺前の通りを降りていくと歩行者天国になっていました。

そこをお神輿が通っていったり、屋台やキッチンかーが並んでいたり。

普通にお祭りや。

本当にたまたまこの日に来ただけだったので、すごい日に来たもんだなあと思いました。

そして抽選会場を発見。

よくみる三角に折り畳まれた赤いクジを引きます。

おばちゃんが開くと真ん中に「当り」と書かれていて、
え、なんか当たった!?

って思ったんですが、こちらから選んでください〜

って感じで、

うまい棒を2本いただきました。笑

たぶん本当の当たりは「一等」とか書いてあるんだろうなあ…笑


東北支援の意味も込めて三陸大船渡のサンマ焼きもありました。
美味しそう〜と思いつつ今回はスルー。
めっちゃ行列ができていたのがひとつと、この後まだ食べたいものがあったのです。


吉祥庵

長野に来たら、やっぱり蕎麦も食べないと…!

ということで、これまた宿の飯室さんに教えてもらった吉祥庵さんへ。

シンプルにざるそばを頂きました。
ミニ天丼がつくランチセットもあったのですが、まだお腹におやき達がいるので無理はせず…

太いそばはサービスねえ!って言いながら女将さんが持ってきてくれたんですが、他のお客さんも全員そうだったのでこれがデフォルトなのかと。

お蕎麦はしっかり噛みごたえがある感じでした。
僕は蕎麦の善し悪しはよく分からないので、普通に美味しいなと思いながら完食しました。もちろん太いそばも。
なんなら最初に持ってきてくれたそば茶が美味しくて感動してました。
蕎麦湯で締めてお腹いっぱいです。

店を出ると完売になっていて、間に合ってよかったあと思いました。


もうこれ以上は食べられないし、食べたいものは食べて、行きたいとこには行けたので今回はこの辺で満足です。

ヒロコさんのおすすめマップに載っていたパン屋さんとかカフェも気になったのですが、それはまたの機会にということで。


長野に行かれる際はぜひ参考にしていただければと思います。


それではまた!


・使用機材
   SONY α7II
      55mm/F1.8 Carl Zeiss
      16-35mm/F4 Carl Zeiss


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