#579【北海道】海と山と湖がある町
こんにちは!こばです。
小樽もそろそろ雪が降り出しそうな気候になりました…⛄️
8月から開催していた「MとW 旅する写真展」が無事に終了しました!
全国6箇所、ご来場いただいた皆さんありがとうございました!
まとめ記事をこうさんが書いてくださいました。
準備の様子や各会場の様子をぜひ覗いてみてください〜
さて、秋と冬のはざまで暖色に染まる木々と雪をかぶった山々を眺めながら、10月下旬に取材のお仕事のために北海道の東の方、「小清水町」という町に行ってきました。
小樽からは車でなんと7時間ほど、400km走ってたどり着きます。
まじで北海道広すぎなんよ…
小清水町は人口が約5,000人、オホーツク海に面していて南北に長い長方形の形をしています。
北側に「オホーツク海」、そのすぐ内側に「濤沸湖(とうふつこ)」、そして南側に「藻琴山」があり、なかなか珍しい「海と山と湖がある町」です。
2泊3日の予定で行ったのですが、まさかの中日の取材がなくなって丸一日時間ができるというサプライズが起こったので、せっかくなら色々見に行ってみようということで、一緒に行っていたライターの友達とふらっとまわってきました。今回はその記録です。
まずは「藻琴山」へ。前日の取材で藻琴山の話を聞いていて、1時間くらいで手軽に登れるということだったので、今回まったく山の装備なんて持ってきてなかったのですがノリで行くことに。
ハイランド小清水725
まず向かったのは藻琴山の登山口がある「ハイランド小清水725」です。
標高725m。眼下に小清水高原が広がります。奥にはオホーツク海。
斜里岳や知床連山も見えます。
こちらがハイランド小清水725。
ギリギリ10月に来れてよかった。
はい、雪です。まじか。
中は天井が高く広々しています。
裏手にまわると「屈斜路湖」が。
よく見ると「硫黄山」がモクモクしています。
小清水高原側。
虹が出ていました。あそこは雨が降っているらしい。
藻琴山
それでは登りましょうか。
やる気満々ですが、2人ともなめ腐った服装でした…笑
いってきまーす。
ちゃんと書いてと。
いざ。
頂上まで2,000m。頂上は標高1,000mで獲得標高は275mです。
低木の間を進んでいきます。
見てください、この靴。絶対滑るやつ。ドロドロ必至や…
序盤から雪が。山の上は早くも冬ですね。
視界が開けると屈斜路湖が見えました。
葉っぱも凍る。
雲の隙間から太陽が顔を出すと暖かい。いい光です。
晴れたり曇ったりを繰り返す。
気づいたら半分越えてました。残り860m。
ついに山頂が見えました。
おおおお、なんかゴジラの背中みたい。かっこいい。
「屏風岩」という名前でした。あと550m。
かっこいい。
屏風岩を越えてラストスパート。
雪が増えたな。
山頂はすぐそこです。
雪だるまがいた。
最後の登り。雪いいいいいい。
そして到着!
いぇーい。
目の前に屈斜路湖。
風もそんなに強くなく、とは言っても寒いので、ひと通り写真を撮って小腹を満たしたら、美しい景色に後ろ髪を引かれつつそそくさと引き返しました。
下りの方が怖いんよ…
もはや自ら滑りながら降りていきます。
汚れるのが嫌とか言ってられない。
こける方が悲惨なので慎重に慎重に。
あっという間に山頂が遠のいていく。
屏風岩の上まで戻ってきました。
やっぱりかっこいい…
これが僕の中でのベストショット。
友達はさっさと降りていってしまい、僕は一人で美しい景色を眺めながら振り返りながらゆっくり降りていきました。
登りのときより晴れた。
風の音、葉が擦れる音、雪が落ちる音、自分の足音、呼吸の音、鳥の囀り、そして無音。
今年の夏は山を登る時間を取れず忘れていたこの感覚。
頭がクリアになっていく感覚。
僕が山に登る理由は、この感覚のためかもしれない。
と、ふと思った帰り道でした。
そんなことを考えながら歩いているとハイランド小清水725が見えてきました。
そして無事に帰還!
予定通り往復2時間でした。
片道1時間であの景色が見られるのはとてもコスパがいいですね。
登れてよかった。初心者にもオススメです!
ハイランド小清水725でローカルフードの「でんぷん団子」を食べて休憩したら、日暮れに合わせて「濤沸湖」へと向かいました。
道中キツネに遭遇。
濤沸湖
夕暮れ前のちょうどいいタイミングで到着。
濤沸湖の「平和橋」という場所にやってきました。
濤沸湖にはたくさんの渡鳥がやってくるらしく、みんな夕暮れに合わせて飛んでくると前日に聞いていたので、夕焼けと鳥たちを見に来ました。
斜里岳がはっきりと見えました。
イケメンすぎる。早速鳥たちが飛んできています。
マジックアワーに入ります。
気温はどんどん下がる(寒い)
ちらほら来ましたよ。
白鳥たちですね。
まじで斜里岳かっこいい。
2年前にあの頂上に立ちましたが、こうやって外から眺めるのも良きです。
続々と。
幻想的な空と湖の色も相まってずっと眺めていられる景色でした。
本当は綺麗なV字飛行を写真に収めたかったのですが、頭上には来てくれず…
でも遠目には見られたのでよしとします。
鳥好きの方にはぜひ訪れてほしい場所です。
小清水町、オススメです。
最後に平和橋から「原生花園」の方へ来てみました。
ここには馬もいるんです。
この日はずっと空が美しかった。
仕事がきっかけで来た小清水町でしたが、思わぬ機会が舞い降りて一日満喫することできました。
今回海の写真は撮ってなかったのですが、冬になれば流氷もやってくるオホーツク海、たくさんの鳥たちがやってくる濤沸湖、そして屈斜路湖や知床まで見渡せる藻琴山。
「海と山と湖がある町」小清水町は、僕の想像をはるかに超えた素敵な場所でした。
機会があればぜひ目的地として小清水町を訪れてみてください。
ガイドつきのバードウォッチングやサイクリング、ハイキングなどのアクティビティもあるみたいですよ〜(絶対楽しい)
おまけ:斜里の星空
今回の宿泊場所はお隣の斜里町だったのですが、この日の夜が快晴で満天の星空が見られたので、寒さも忘れて写真を撮っていました。
久しぶりに天の川を見れた。
やっぱり道東は最強でした。
みなさんもぜひ北海道へ遊びに来てください〜
ただし、しっかり移動の計算は忘れずに。笑
(北海道の広さなめたらあかん)
それではまた!
僕の記事はこちらのマガジンにまとめていきます。
noteはログインユーザでなくても「スキ」を押すことができます!
旅に出たいなあ、いつか行きたいなあ、と感じたら、ぜひ「スキ」をおしてみてください。
「スキ」「コメント」「マガジン登録」「シェア」が僕たちにとって、とても励みになります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【MとWのポートフォリオサイトもぜひチェックを!】
【MとWのSNSもあります!】
フォロー&いいね&シェアで一緒に旅に出ませんか?
記事をご覧いただき、ありがとうございます。サポートいただいた資金は、今後の取材や旅のためとして、記事制作に活かしていきたいと思います!宜しくお願いします!