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#448 【金沢】 心豊かに、現代アートと伝統文化の街歩き 〜前編〜

こんにちは、冴です。
新年が明け、あれよあれよと一月も終わりに近づいてきました。

この冬は、旅をする機会がなかったので数年前に訪れた、アートの街&雪景色の金沢について振り返ってみたいと思います。

石川県のことについて岡本 晃くんも記事にしているので、そちらも合わせてご覧ください。


一泊二日の旅なので、今回はアートの部分を主にご紹介させていただき、2部構成でお届けしたいと思います。

金沢県に行くのは初めてなのもあって、期待に胸を弾ませ、石川県小松空港行までの飛行機の中も何度も何度も窓の外を見ていました。

飛行機って無条件にワクワクする

小松空港に着いたらリムジンバスへ乗り込み、40分ほどで金沢駅に到着します。

リムジンバス運賃:大人1,150円、こども630円

乗車中も窓の外から見える景色を楽しんでいたら、あっという間に金沢駅に到着

嬉しさのあまり、バスの中にバゲージを忘れて降りてしまうほど私は興奮していたようで、金沢駅で待ち合わせしていた旅仲間に「あれ?さえちゃん荷物は?」と言われて気づきました。(荷物あって良かった…)

一日目は金沢市広坂で開催されていた現代アート美術館に向かいます。

KAMU kanazawa

2020年6月に石川県金沢市に開館した私設の現代アート美術館KAMU kanazawa(カム カナザワ)
「Center」「BlackBlack」「Sky」「L」「tatami」と徒歩圏内にあるスペースを巡りながら現代アートに触れることができる

まずは、チケットを購入するために、本館「KAMU Center」へ向かいます。(全スペース共通のチケットは本館のみで販売)

大人 1,100円・12歳以下 無料

1.「Center」

街中に点在するKAMU Kanazawaの共通入館券を購入できるなど関連施設の総本山になっていて、3名のアーティストの作品が展示されています。

【KAMU Center 1F】
レアンドロ・エルリッヒ

金沢21世紀美術館に展示されている「スイミング・プール」を手掛けたアルゼンチン・ブエノスアイレス生まれの現代美術家でSNSでも話題のレアンドロ・エルリッヒ氏の作品「INFINITE STAIRCASE」が展示されているのはこちらのKAMU Centerになります。

不思議な階段

螺旋階段をのぞき込んでいるような不思議な感覚になり、作品の中に入って楽しめる体感型アートで「え、すごい!どういうこと?」と今までに体験した事のない新しい感覚を味わいました。

【KAMU Center 2F】
ステファニー・クエール


【KAMU Center 3F】
桑田卓郎


2.「 Black Black」

金沢市中心部、竪町商店街の一角に位置するKAMU BlackBlackは、金沢の町屋文化を感じさせる土地を活用した、幅3m・高さ7m・奥行き20mという細長い形の展示空間になります。

黒川良一
オーディオビジュアルアーティストの黒川良一による新作《Líthi(レーテー)》は、サウンドとストロボライト、そして頭上をレーザー光線が飛び交うという大型のインスタレーションとなっています。

ライトの色もみるみる変わる
タイミングよくシャッターを押すのが難しい
閃光が出て思わずオォーー!と声がもれる

光と音で、こんなにも壮大な世界観が描けるのかと圧倒され、映画「グレイテスト・ショーマン」の世界にいるのかと勘違いしてしまいそうなほど…
心の中でThis is me!!!!と何度も叫んでいました。
KAMUの作品の中でも、特に実際に体感していただきたいひとつです!


3.「Sky」

金沢・香林坊に位置する商業施設「香林坊東急スクエア」の屋上にオープンするKAMU Skyは縦横幅8m・高さ3.5mの大型彫刻作品になります。

久保寛子
様々な芸術祭で巨大な作品を発表して注目を集める久保寛子による大型彫刻作品《泥足》は徒歩で金沢の街を回遊する仕掛けづくりに取り組むKAMUを象徴するアイコニックな作品と言われています。

ビルの屋上に大きな足がっっ!

この日は雨天のため長居はできなかったのですが、荒天の場合は中止になることもある様なので見れて良かったです。


4.「L」

今回のKAMU巡り最後のスポットは片町の屋台村のとおりゃんせの中にあります。 屋台村の中にあるように、このスポットはアート空間というだけでなく、夜にはバータイムを楽しむ事ができます。

森山大道
スナップショットの名手として知られる日本を代表する写真家、森山大道のインスタレーション作品「Lip Bar」は、新宿・ゴールデン街で開催されたアートイベント(GAW展 Part5)に出品を依頼された際に、小さなバーの内側をすべて唇の写真で覆い尽くすというインスタレーションを発表し、この時の作品が原型となり誕生したのがインスタレーションLip Barなのです。

薄暗い部屋の壁には森山の唇の写真が繰り返しプリントされ、森山大道がとらえる社会の猥雑さや欲望を体感できる空間になっています


Lip Barは、美術館開館時間帯の11:00~18:00(金・土は19:00まで)は鑑賞の場として、また20:00~24:00(月~土)にはバーとして運営
※詳しい営業時間についてはInstagramを参考にした方が良さそう

5.「tatami」

福岡からの移動もあったため、残念なことに時間が間に合わず行けませんでした。


最後の締めはやっぱりこれ!!

ひとつの街で、いくつものエリアにわかれ様々なアート作品に触れたからなのか、全て見終わった頃にはとってもお腹が空いてヨボヨボになった私の、旅のラストは北陸の海戦で締めたいと思います。

もりもり寿司
大好きな大トロとウニは格別に美味しい
あら汁のお味噌汁も欠かせません

一日目にして心身ともにこの満足度を感じれるとは、恐るべし金沢…

ひとつの記事には収まりきれないほどに、まだまだ見どころ満載!旅の後編は、待ち焦がれた雪景色とともにご紹介していきますので引き続き、金沢の魅力をお楽しみに…..♪

Location:石川県 金沢市 KAMU kanazawa
Camera:SONY a7ⅲ   TAMRON 28-75mm F2.8 
                  RICOH GRⅢ
Photo&Text:Sae

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