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#648【アイスランド】地球の割れ目と氷の洞窟と緑のカーテン

こんにちは!こばです。


ついに半袖を解禁しました(遅い?)
小樽では神社のお祭りも始まって夏の到来を感じています。

観光の方も増えて街に賑わいが戻ってきました。
友達の中には海外に行き始めた人もいて、僕も少しずつ海外欲が出てきた今日この頃。

そこで今回は海外記事です!
と言ってもこの4年間国外に出ていないので、だいぶ過去の旅になりますが。

今回紹介するのは2017年の3月に行ってきた「アイスランド」です。
僕の中で今まで行った国のベスト3のひとつです。
なんと言っても圧倒的スケールの大自然。
そしてこの時の最大の目的であったオーロラ。

写真を見返してたらまた行きたくなりました。笑

それではアイスランドの美しい風景をどうぞ〜!


神秘の大地

なにもない大地が果てしなく広がるアイスランド。
想像を超えるスケールの光景がそこかしこにあります。

Gullfoss

この旅で最初に訪れたここから度肝を抜かれました。
大地が裂けてる…

グトルフォスという名前の滝なんですが、迫力がもうすごかったです。
ここはぜひ訪れてほしい。


Seljalandsfoss

お次も滝です。セリャラントスフォスという名前で、滝の裏側を歩けます。

これまた迫力がすごい。
写真じゃ伝わりにくいですがめちゃくちゃデカいです。

そしてビシャビシャになりました。笑

ここもぜひ行ってもらいたいですが、防水の服で行くのをおすすめします…


Geysir

こちらは何かわかりますか?
アイスランド語はゲイシール、日本語だと「間欠泉」です。
数分間おきに空に向かって吹き出す温泉です。

待っていると。

突如吹き上がります。

水飛沫と水蒸気が飛び散るので風向きに注意。
地球が生きてるって感じる光景でした。


Kerið

こちらはケリズ火口湖です。ぐるっと周りを歩いてまわれます。

君の名は。みたいだねって言われました。
360度広がる大地の真ん中に宝石みたいな湖が綺麗でした。


Reynisfjara

ここはブラックサンドビーチとも言われる、その名の通り黒い砂のビーチです。

すごい最果て感のある光景で、物語の中に入り込んだような場所でした。


Þingvellir

こちらは世界遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園です。

ここはなんと「北米プレート」と「ユーラシアプレート」の境目で、大地の始まりの場所なのです。

「地球の割れ目」と言われるギャウ(gjá)を見ることができて、このプレート境界はいまも年に数センチずつ広がっているそうです。

そしてこの境界の裏側はなんと、北米プレートとユーラシアプレートとが出会う、日本の真ん中「糸魚川-静岡構造線」なのです。
ここで生まれた大地が長い年月をかけて日本まで動いてくる。
ロマンしかないですね。やはり地球は生きている…


アイスランドホース

道中見かけたお馬さん達。
普通の馬よりもがっしりして大きかったです。

豪快なあくび。馬横断注意の標識もありました。


氷河と氷の洞窟

オーロラと同じくらい楽しみにしていたのがヴァトナヨークトル氷河(Vatnajökull)の氷の洞窟ツアーでした。

この日はツアー集合場所の氷河湖の近くに宿がなかったために車中泊をしたのですが、まじで寒すぎて一睡もできずに夜明けを迎えました。

凍えながら迎えた朝焼け。綺麗だった。(5時前だったかな?)

白み始めた空とヨークルスアゥルロゥン氷河湖(Jökulsárlón)。

やっと集合時間になりました。(たしか9時)
このでっかい車に乗って氷河に向かいます。
移動から迫力満点のアトラクションでした。

しばらく揺られると到着。

ここが洞窟の入り口です。

ガイドさんが色々と解説をしてくれました。(何を話していたかもう覚えてない笑)

そして洞窟の中がこちら。
ツアー参加者がいっぱいいるので普通に撮ったら人が写り込みます。
なので長時間露光で影を消す作戦。
ちなみに色は本当に綺麗な青でした。

洞窟は奥に行くに従って狭くなっていきますが、入り口付近は広いです。

洞窟を堪能したらまた車に乗って戻ります。

お昼の氷河湖はこんな感じ。

ツアーの後は氷河湖を眺めながら、キャンプセットでお昼ご飯を食べました。


オーロラ

さて、今回のメインディッシュだったオーロラなんですが…
結果から言うと、1週間のうち4日も見れました!(運がいい)

1日目

ええ、なんと、初日から見れちゃったんですよね。
オーロラって肉眼で見ると白に近いので、雲が出てると気づきにくいのですが、宿の人が教えてくれたんだっけな、友達が気づいたんだっけな、とりあえずオーロラ出てるよ!ってなって急いでカメラと三脚を持って外に飛び出しました。

本当にカーテンみたいに動くんだ。
パッと出てしばらくすると消えていくんだ。
夢中でシャッターを切りながらすげえすげえって言ってました。

幸先いい旅の始まりでした。


3日目

この日が一番すごかった。
時系列的にはさっきの氷の洞窟に行った日の夜でした。

この夜はなんと3回もオーロラが出現しました。
最初は外が騒々しくなったので出てみるとぼやっとオーロラが出始めていて、気づくとどんどん広がっていきました。しかも雲一つない快晴。

そして10分くらいで消えてまた部屋に戻ると、その1時間後くらいにまた出て、10分くらいで消えて、また1時間くらいしたら出てという感じでした。

天使の羽みたい。

これが最大の時。写しきれないけど空全体が緑のカーテンで覆われる光景は言葉にならない美しさでした。

消える前にみんなで記念撮影。

説明していませんでしたが、この時は6人でレンタカーを借りて旅をしていました。


4日目

その翌日もまた違う場所で。
この日は山の上にぼやっと広がる感じでした。

時間と共に動いていくのが伝わるでしょうか。


6日目

最後はブルーラグーンという温泉施設に行った帰りに、宿に戻っている途中で車からオーロラが見えました。


もう大満足、お腹いっぱいでした。笑

1週間以上いても見れない人もいるので、本当に運が良かったと思います。
見れてよかった…


車窓の景色

さっきも言ったようにレンタカーでまわっていたので、車からの景色も少し。

本当に何もない大地という感じです。
アイスランドは右側通行なので、左ハンドルです。
国際免許を取っていって、僕ともう1人の友達で交代しながら運転しました。

海外での初運転で右側通行で最初はちょっとテンパりましたが、2人とも無事故無違反で旅を終えられました。
友達は最初左折時に日本の感覚で左車線に入ってしまってちょっと逆走していました。笑

道には雪がなかったのでよかった。
北部の道は交通規制されていたので、この時は南側だけを走りました。

ちなみに制限速度は90km/hでした。(街中を除く)

運転している時の様子を友達に撮ってもらいました。
気持ちよかったです。ロードトリップの楽しさを知った旅でもありました。


首都:レイキャビク

最後は首都のレイキャビクに戻ってきて久しぶりの街を楽しみました。

アイスランドのパフィンという鳥のお店。かわいいです。
冬なので道中本物には出会えませんでした。

街中はカラフルな感じで街歩きが楽しかったです。

Single Gloves笑

目がチカチカした。

日本語があるとなんか嬉しくなりますよね。

ウォールアートで遊んでました。


Hallgrimskirkja

こちらはレイキャビクの街で一際目を引くハットルグリムス教会(Hallgrimskirkja)です。
アイスランドで一番高い建造物だそうです。そりゃ目立つわ。

かっこいい。

この時は中には入りませんでしたが、次は入ってみたいな。


壮大な自然と楽しい街歩きができて最高の1週間でした。
次は夏のアイスランドにも来てみたいなと思っています。


おまけ:食事情

アイスランドは北欧諸国と同じく物価が高めです。
宿代はあまり日本と変わらなかった気がしますが、外食はとても高かったのでずっと自炊でした。
スーパーで食材を買う分にも日本とそんなに変わらなかったと思います。
ただ既製品は高かったかな…

こんな感じで宿ではキッチンを使って料理をしていました。
と言っても僕が料理していたわけじゃなく、料理が得意な友達がいたので、基本作ってもらっていました。笑

これは馬肉だったような気がします。
スーパーに行くとその国の食文化が見えて面白いですよね。
アイスランドではBónusというピンクの豚のマークのスーパーにお世話になっていました。

買い物に関してもう一つ、アイスランドの通貨はアイスランドクローナと言うのですが、現地での支払いは本当にクレジットだけで完結したので、現金を一度も触ることなく旅を終えました。笑

ちなみにアイスランドクローナ≒円で価格はほぼ見たまま日本円と一緒です。

あと感動したのが、水道水がまじで美味しいです。
水を買う必要がないのは嬉しい。


唯一の外食

基本自炊の中、最終日に最後の贅沢としてレイキャビクで唯一の外食をしました。
お店はこの「Ostabúðin」さん。ランチは少しお得。

一番上の本日の魚料理を注文しました。2,200円くらい。

それがこちら。
2,200円でこの量かと思ったものの、めちゃくちゃおいしかったです。ぷりぷり。
旅の最後に本当の贅沢って感じでした。



以上、アイスランド大放出の回でした!
ちょっとボリュームが多くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

もう6年も前の話なので、変わっていることもあるかもしれませんが、この大自然はいまも変わらずあることでしょう。そしてこれからも変わらずあってほしいものです。


大自然を感じたくなったらぜひアイスランドがオススメです!

この旅のときにお世話になったWebページも紹介しておきますね。
アイスランドに行かれる際は参考にしてみてください!


それではまた!


・使用機材
   Nikon D3200
      35mm/F1.8 Nikon
      10-20mm/F3.5 SIGMA
      55-200mm/F4-5.6 Nikon


僕の記事はこちらのマガジンにまとめていきます。


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