武藤郁子

神仏・聖地探訪家。編集者兼ライターとして神仏や聖地、歴史や自然をテーマに活動中。著書に…

武藤郁子

神仏・聖地探訪家。編集者兼ライターとして神仏や聖地、歴史や自然をテーマに活動中。著書に『縄文神社 首都圏篇』(飛鳥新社)、『縄文神社 関東甲信篇』(双葉社)、共著で『今を生きるための密教』(天夢人刊)がある。来年の春には、エクスナレッジ社より空海と密教をテーマにした本を出版予定。

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人生に迷いつつ、台湾をゆく

おもむろに始まる台湾への旅だいぶお久しぶりになってしまいましたが、皆様お元気でしょうか。 前回は、私が目指す人生の「山頂」とは何かを考えてみました。そしてそれは「まあ、いいか」と思って死ぬという事だということを確認。 いつ死ぬかもわからないので、先のことを考えることも大切だけども、「今」をもっと考えた方がいいな、と思い至った、と。そんな流れでしたが、まるで導かれるように、おもむろに台湾へと旅立ちました。 台湾へ行くと聞いた友人が、台湾在住のものすごく面白い人がいるから紹

    • 私の「山頂」……「まあ、よかったかな」と思って死にたい。

      「迷ったら山頂を目指せ」の山頂って何だっけ前回、途方に暮れつつ、超人類的先輩の言葉「迷ったら山頂を目指せ」を思い出した私。 そうだそうだ、だから今は周りの景色が変わらないように見えても、見通しがなくても、足を動かして前に向かおうじゃないの、そうじゃないの!……とみょーに何かが解決した気になって、お饅頭を食べてぐっすり寝ました。 しかし、翌朝。 私が目指してるという、「山頂」って何だ。 クリアになった頭に、そんな言葉がヒュオンと浮かんできました。 そういえば、改めて考

      • 先輩は「迷ったら山頂を目指せ」と言った。

        答えは自然の中にある(たぶん)以前勤めていたアウトドア系出版社では、あらゆる自然に適合した超人みたいな、貴重な野生動物みたいな先輩がワラワラいました。 中途で採用された私は、完璧に場違い。しかし、マニアックなものに突っ込んでいく性癖や、極まった人に対するリスペクトの強さといった「性質」が、体質的にドンピシャ。貴重な野生動物に出会うようなワクワク感でもって、出勤していました。 先輩方の多くは(ほぼ)野生動物なので、入社してしばらくは、警戒されて距離を置かれていましたが、「生

        • 変化し続けなさい。それが生きるということだよ。

          人生の大波、ハズカム2019年8月22日。曇り。 皆様、初めまして。フリー編集兼ライターの武藤郁子と申します。 どう書くべきかちょっと迷いましたが、今の気持ちを率直に書いてみようと思いました。noteは自分にとってそんな場所にしたいからです。 さてさて、いきなりわたくしごとですが、8月7日に46歳になりました。あっというまのアラフィフ。びっくり。 そのことと関係してなのか、久しぶりにビッグウェーブ来てます。 どんな波かと言えば、「これからどうやって生きていこう」ウェーブ

        人生に迷いつつ、台湾をゆく