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国際結婚の子育て

私はアメリカ人の夫と結婚して、2人の子供に恵まれた。
子どもたちもすでに大学生。
幼い頃から比べると、今では随分手が離れて自分の時間が増えた。

楽しいこともあった反面、振り返ると、かなーり残念なことも。

その一つは日本語のつたなさ。

私が日本語で話しても英語で返ってきたり、
日本語で答えたとしても「あれっ?」な場面もしばしば。

例えば、留守番していた私に、帰宅した息子が玄関のドアを開けるなり
「おかえりー」

それを言うのはママの方だよ?

漢字の宿題で、ノートに練習書きする娘。
木、山、川。
いいぞ!その調子!

ところが、ちょっと進むと見慣れない漢字。
「にく」ではないかと察するも「内」の中には「人」の文字2つ。

先生は「たくさんお肉が食べたかったのかな?」との優しいコメントをくださった。

日本語も英語も、どっちも100点取れたらいいけれど、
どっちかだけでもまあいいか、と思うことにした。

言葉に限らず、絶対これだと決めるよりは
これがダメならこっちでどうか?

それくらいのスタンスでいても、
悪くないんじゃないかと思えるようになったこと
それが子どもたちが教えてくれたことかもしれない。


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