見出し画像

【1月16日ワールドミッションレポート:🇧🇾ベラルーシ「逆風は恵みの手段」】

年が明けてから、米国国際宗教自由委員会は、ベラルーシの新しい宗教法について懸念を示している。この新しい法律では、毎年の再登録や違法な宗教活動に対する厳格な罰金など、より厳しい要件を宗教団体に課している。

スラブ福音協会(SGA)は、ベラルーシの関連教会に連絡を取り、彼らの反応を聞いた。SGAのエリック・モック氏によると、ベラルーシの牧師たちは、自分たちが取り締まりの対象となるこの新法に対してユニークな視点を持っていると言う。

「彼らの話を聞くと、ベラルーシの教会は、ソビエト連邦の時代や共産主義の時代、教会が大きな迫害を受けていた時代の、宣教が困難な状況から生まれたのだということを思い出させてくれました。そうした迫害の中で、彼らは法律を意識し、福音を宣べ伝え、教えることに忠実でありながらも、可能な範囲で政府を敬い、彼らにできることをしたのです」

基本的に、彼らは以前にもこのような類いの試練を経験したことがあり、さらに悪い経験もしたことがある。これらの牧師や信者の指導者たちは、困難な中でもイエス・キリストの御名を広めることに長けている。

モックによると、ベラルーシの牧師たちは、福音を前進させ、教会を前進させ、教会を建てるという働きに変わりはないと淡々と述べたという。

「彼らは政府を尊重し、地の塩、世の光となり、政府を敬うことを望んでいます。それは政府に賛同するという意味ではなく、非難されることのない人々でありたいという意味です」

これらの信仰深い信者の視点は、反対や困難に直面している他のクリスチャンへの励ましとなる。そして、遠く離れた我々も祈りによって彼らを励ますことができるのだ。

「彼らが最も願っている祈りの要請は『ベラルーシの教会が忠実であり続ける』ことなのです」とモックは付け加えた。

北風と逆風こそが、教会が強くなる恵みの手段であることを、ベラルーシの兄姉たちは熟知している。神がベラルーシの教会とともにあり、彼らが最後まで忠実であり続けるよう、祈っていただきたい。

(正教関係57.8%, プロテスタント2.2%, カトリック10.5%, 無神論者28.1%, ユダヤ教0.5%, イスラム0.6%, 他)

※シェアはご自由にどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?