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2012年5月29日 22週3日


仕事が暇だったので、17時に早退。 
4日前倒しで、妊婦検診にでかける。 

今日こそ、性別わかるかなぁ~とうきうき気分。 

緊急患者がいるとのことで、外来診察が1時間ほど中断したため 
結構な時間を待った。 

まずは、助産師さんと計測、お話。 
体重、ちょっと増えてますね~と注意を受ける。 
尿検査で、尿糖が出てるけど何か食べました?と聞かれる。 
スミマセン。 
おやつに、パイの実(チョコ)を1箱食べました^^; 

その他、赤ちゃんの心音は元気とのこと。 

引き続き、院長先生の診察。 
まずは、腹部エコー。 
順調ですね!体重は440グラムくらいかなぁ。 
問題なし、のお言葉。 
性別は、わからないみたい。 
残念。 

この日は、子宮ケイカン計測するとのことでその後に内診。 
内診に入ると、先生の様子がおかしい。 
ご主人近くにいますか?と聞かれる。 
仕事中なので、いませんと答えると・・・ 
しばらく黙ったあとに、「子宮が開いてきている。そこから胎胞が出てきている」とのこと。 
続けて「お腹張ってる?」と聞かれるも、張ってる自覚なし。 
とりあえず、お腹の張りの検査をするから待合室で待っててください、の指示。 

この時点で、私の思考回路中断中。 
妙に冷静だったと思う。 

待合室にいると、看護師さんが車椅子を持ってきた。 
びっくり。 
陣痛室に連れていかれながら、このまま入院になると思うので 
ご主人を呼んでくださいといわれる。 
仕事中でしたが、電話してとりあえず来てもらうよう依頼。 

陣痛室では、モニターをつけてお腹の張りを計測。 
しかしながら、一向にお腹が張っている兆候はなし。 

看護師さんたちの会話を聞いていると、珍しく院長先生が焦っていたらしい。 

そうこうしているうちに、ダンナさんが到着。 
私も把握している内容を客観的に話す。 
正直、この段階で把握している内容が少なすぎた。 

しばらくして、院長先生がエコー写真を握り締めてやってきた。 

子宮が開いてきている。 
そこから胎胞がでてきてしまっている。 
子宮ケイカンの長さは問題ないため、体質の問題だとは思う。 

このままの状態で、お腹が張ってしまうと陣痛が誘発されて出産に進んでしまう。 
この週数で出産に進むのは、かなりの危険を伴う。 
子宮の入り口を縛る手術もあるが、胎胞がでてきている状態のため 
手術中に破水してしまう可能性もある。 
1日も長く、お腹にとどまってもらうために行動にでる必要がある。 
ただ、万が一出産に進んでしまった場合に対応できる病院に転院する必要がある。 
この病院では、対応できない。 
この時点で、20時を回っているので病院探しは翌日になるので、今日はこのまま入院で絶対安静。 
トイレ、食事以外は寝ていてください、とのこと。 

転院先の病院探しについては、週数の問題もあり受け入れ先を探すのも難しいだろう。 
埼玉を中心に、東京・神奈川と探すが最悪茨城や栃木、群馬の病院になるかもしれない。 
それを覚悟してください、とのこと。 
また、出産に移ったとしても、生存率は10%ほど。 
生存したとしても、障害が残る可能性もある。 
そのあたりの話をかなりシビアにされた。 

21週までは、流産になる。 
22週からは、早産になる。 

この時点で、22週3日。 

転院先の病院の先生に診てみらって、子宮の入り口を縛る手術ができれば 
いったん退院できるかもしれない。 
出産まで長期入院・絶対安静を覚悟してくださいといわれた。 

とりあえず、この日は張り止めの点滴を入れてもらう。 
この時点では、相変わらず自覚症状まったくなし。 

ダンナさんに、入院のために必要なパジャマなどもろもろを取りに帰ってもらう。 
私も車できていたし、ダンナさんも会社の車で来てくれていたために 
私の車を持って帰ってもらう必要もでてきた。 
そのため、結構遅い時間まで家を会社と病院を何度か往復してくれた。 
この時点では、結構冷静だった。 
自覚症状もなく、なんとかなるって思っていたのだ。 

病室は、4人部屋だけども、入院してるのは私の他にもう一人だけ。 
看護師さんいわく、安静部屋とのこと。 

翌日は、ダンナさんには転院先が決まり次第、転院先に入院手続きなどをしてもらう必要があるため 
病院近くにいてもらうよう、依頼してこの日は帰ってもらった。 

時間も遅かったので、会社の上司に緊急入院になったことだけ電話。 
親への電話は、翌日にすることにした。

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