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日本人の自己肯定感が低い理由

皆さん、こんにちは。たけです。

EdvCareer開発では弊社にて開発中のEdvPathのカリキュラムの実施・開発を皆さんと一緒に行っていくやキャリアについて様々な話が出来るような場を提供していきます。興味がある方は記事の最後にリンクを貼っておりますので是非ご入会ください!

さて、早速ではございますが本日のテーマは「日本人は何故自己肯定感が低いのか?」です。最初に述べておくと僕は日本と言う国を本当に愛していますし、日本人であることに誇りを持っています。人口が1億人以上超えている先進国において、これほどまでに充実している国は存在しないと思うからです。

・コンビニが24時間経営で何でも揃っているので物に困ることはない

・貧困層が多いのは事実であるが、結局のところ国がサポートしてくれる

・女性が夜1人で歩いていてもまず襲われることがない

・みんな真面目・勤勉・謙虚でマナーをちゃんと守る

など、上げるとキリがないくらい素晴らしいところが沢山あります。事実、海外からの評判も非常によく、時々4chとかでスレが立てられてますし、ニュースとかにもなってますよねw 去年、ラグビーワールドカップが日本で開催されましたが、今まで一番と大会と呼ばれています。これは前述のようなこと等が影響しているんだと思います。

- 私が唯一誇れない自己肯定感の低さ -

ただし、前述のように非常に素晴らしい文化などを持っているのにも関わらず、日本人の自己肯定感は先進国の中で一番低いと言われてます。そこで今日は何故、日本人の自己肯定感は低いのか、自己肯定感を上げるにはどうしたらいいのかを話していきたいと思います。

まず日本人の自己肯定感が低いと思われる理由を語る前に、内閣府にて調査した諸外国と日本との自己肯定感に関するデータを見ていきたいと思います。

自己肯定感に関する内閣府の調査データ

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https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

見ていただければ分かると思いますが、日本人の自己肯定感は以上に低いという結果が出ています。自分自身に満足している関しては1位のアメリカと比べると40%も差があり良く捉えると、どんだけストイックなんだ!って思いますよねw それくらい日本人の自己肯定感は低い傾向にあります。。。この内閣府の調査は他にも色々質問項目で日本人の自己肯定感を測っていますので、興味がある方はリンクから確認してみてください。 ほぼ全項目において最下位になっています。

- 何故日本人の自己肯定感は低いのか? -

では、何故日本人は自己肯定感が低いんでしょうか? 

一つの原因として考えるのは先ほど良い面で話した「真面目・勤勉・謙虚」であることだと思います。 

日本人の多くは、自己肯定感が高い人は必然的に目立つ存在でまわりに嫉妬され、叩かれる傾向にあると思っています。日本の場合は慣習的に出来る限り、目立たないで大人しくしておく、みんなと同じようにする。って事がありますよね。「おごる者久しからず」とか「出る杭は打たれる」なんて言葉もあるくらいなので、そう言うふうになってしまうのは仕方ない所だと思います。

でも社会に出てみると目立たないで大人しくしていると、逆に嫉妬されたり陰で色々と言われたりしませんか? 自分より下に見た人間が自分より能力が高いと、無意識のうちに嫉妬してその人のためにならない言動をするのが人間という生き物だからです。なので、日本人が美徳として持っている「謙虚に生きるべき」と言うのは必ずしも正しいとは言えないと思います。

これが日本人が自己肯定感が低いと言われている理由の一つです。

そしてもう一つの原因として考えられるが「日本の教育」です。

日本の教育は、学習指導要領が変わり少しずつ変化をしていってますが、今までの教育は下記のような感じでした。

1. 答えが一つ:みんな同じ答えになる。みんなと違うと不安になる。多様性を考える機会が少ない。
2. 絶対評価ではない偏差値の相対評価:それが良いか悪いかではなく、組織や集団内のどの位置にいるかで評価される。
3.一発勝負の受験:それまで積み重ねてきた「人物」が評価されづらい。
4.暗記・知識重視で議論や討論する機会が少ない:自ら意見を考えてアウトプットすることが少ない。人の意見を聞く機会が少ない。
5.学びの目的を考えたり教えたりする機会が少ない:進学、仕事、自分の生き方、社会のあり方について自分なりの価値観が形成しづらい。
6.先生から生徒への一方通行の授業:主体性を必要とせず、意見を求めれることが少ない。

見て気づいた人もいるかと思いますが、この教育では「自ら考え、意見を作り、アウトプットする」ことが出来ませんね。 自分がどのような価値がある人間なのか。他人と違って良いんだと言う多様性を受け入れることも出来ないと思います。

自己肯定感を高めるためには「自己の価値観の形成」「多様性の受け入れ」が非常に大切だと言われているのにこれではまず難しいのが現状です。

学習指導要領と大学受験も変わったことにより、知識だけではなく思考力や主体性も重視した教育へと変化していくと思われますが、日本人の自己肯定感が上がっていくのかは楽しみです。

これが良く言われている日本人が自己肯定感が低い理由の二つ目です。

大きく分けるとこの二つが考えられますが、他には幼少期の経験や過去に辛い経験をしたりすると自己肯定感は低くなると言われます。

- 自己肯定感を高めるためには -

では、自己肯定感を高めるためにはどんな方法があるでしょうか?ここでは自己肯定感や幸福度が世界で一番高いオランダを例に自己肯定感を高める方法を探っていこうと思います。自己肯定感を上げる方法は、他にもあるので一例として捉えてもらえると良いかと思います。

■ 答えがない問いに対して自ら考え、アウトプットする。アウトプットする機会を作る。

オランダにてやっていることは非常にシンプルでそんなの社会に出たら当たり前じゃんと考える人もいるかと思います。ただし意外と皆さん出来てないのではないでしょうか? 確かに自ら考えることは多いかと思いますがアウトプットって中々出来てないですよね。僕自身もアウトプットまでとなると中々出来ていないです。

以上が自己肯定感が低い理由と高めるための方法になります。

本サロンでは答えがないものを自ら考えアウトプット出来るような機会を作っていこうと考えておりますので、皆さんの自己肯定感が向上していければ嬉しいです!


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