見出し画像

成長とは腹を括ることの積み重ね

2019年の8月にいまの会社に入社しました。今日で2年が経ちました。

自分の手のひらにおさまる小さなプロダクトのマーケティングの一部始終をやりたくて入った会社でしたが、当時30人ほどだった社員は200人を超え、1人で始めたマーケティングチームはもうすぐ20人。

私の役割は担当者からマネージャーへ、マインドもパラダイムシフトと言っていいほど変化しました。自分で言うのもなんですが、成長したと思います。

優秀な人たちに囲まれて働く環境。スタートアップならではのスピード感。高い目標。増え続ける仕事の量。おそらく今までで一番長い1日あたりの労働時間。

成長につながった要因は様々あるとは思いながら、一番は腹を括った数だと感じています。

腹を括るというのはどういうことか。自分自身を言い訳できない状況に追い込むことです。

本当はやりたかった仕事も、優先順位を決めて捨てる。本当は誰かにやってもらいたかったマネージャー業も、自分でやると決める。人に言われてやるんじゃなく、自分でやると言ってやるから逃げられないわけです。

正直、そのときどきの節目というのは、全く楽しくありません。どちらかというと喪失感で占められる。もういいかな、と投げ出して逃げようと思ったことも、一度や二度じゃありません。

それでもやると言ってしまったからには、とかいってやっていると、それまでとは一段階違った幸せな瞬間が訪れます。でもそれが心地よくなってくると、またそろそろ何かを捨てないといけないフェーズが訪れる。


下から突き上げられることで、自分が小さく纏まろうとしていた箱から出ないといけなくなる。3年目を迎えるいまはまさにそんな時期となりました。

会社に与えられたミッションを超えて、自分たちでチームのミッションを定義し直し、それにコミットする。こんな感じで3年目の幕開けです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?