ウルトラランナーの記憶#2~サロマ湖100kmウルトラマラソン反省会
こんにちは山中です!
2024年6月30日(日)に開催されましたサロマ湖100kmウルトラマラソンを走ってきました。
昨年は90km手間でリタイアした大会。歩いても十分に完走できる状態でしたが、その時は“何故だか?”気持ちが切れて「もういいや」となってしまいました。
その後、周りの方々と話をする中で、サロマに対する想いを聴いていく中で、次こそは必ず完走しようという気持ちが醸成され、今回は過去の自分へのリベンジの思いで臨みました。
結果
結果は、見事完走!!!
タイムは8時間48分08秒。速報では、一般の部 総合21位、年代別(45歳~54歳)8位という結果でした。
まず完走できたこと、また歩くことなく、そして、ペースもそれほど落とすことなく走り切ったことは評価できると思っています。また、100kmの自己ベストが2019年のサロマで出した9時間47分45秒だったので、それを更新できたのは良かったです。
一方で、順位は、目標には及ばず。これは後程。。。
レース振り返り
スタート前から今日は気温が上がることが予想されていたので、自分の想定タイム・ペースを少し下方修正しないといけないと考えていました。
また、最近はたとえ自分で決めた設定ペースがあったとしても、その日、その瞬間のカラダの状態と相談しながら、いわゆる“強度感“を大切にしてレースをしているので、実はそれほどペースは気にせず歩を進めています。
ペースより「心拍数」。それが今の指標ですね。
これまでのトレーニングの結果、私の100kmを走り切るための心拍数は130前後と見積もっていたので、スタートして、カラダが暖まってきた2~5kmくらいで、強度感と心拍数を確認しながら「今日はこんなもんかなぁ」という感じで走り始めました。
結果として、5分を少し切るペース。
少し速い気もしたのですが、早朝はまだ気温も低いし、直近のジョグペースが4分50秒くらいで良い感じで走れていたので、強度感的にも問題ないと判断しました。
それでも今回は「絶対に無理をしない!」という事を心に決めており、スタートから走っている感覚はほぼ無く、勝手に移動している。。。自分の意思もなく。。。そんな感じです(笑)
これが省エネで走ることなのではないか?と思ったりしています。
さてさて、とは言え10km毎のペースを見ていただいてもわかる通り、徐々に落ちていっています。この辺を少し考察してみたいと思います。
感覚的には、走っているときの強度感は、70kmまでは変わっていません。しかし、気温上昇による掛け水、エイドでも滞在時間など立ち止まっている時間によるロスタイムがあるだろうと思ったので、エイド等のロスタイムを除いた走行時のペースを出してみました。
この表を見ると、50kmまではペースダウンせず、キロ5を切って走っていましたが、その後は、アップダウンもありましたが、ペースダウンしていっています。
それに加えて、体内温度を抑えるために、掛け水により立ち止まることが増えた結果、ロスタイムも増えています。
ここでもう一点考えておきたいこととして、50km以降のペースダウンです。確かに、気温上昇やアップダウンなど要因も考えられますが、30-50kmの走りに少し焦点をあててみたいと思います。
まず、気温から・・・。
30km以降の気温は、25℃を超えてきており、50km地点では最高気温の29.7℃。このように気温が高い中ではありましたが、ペースはさほど落ちていません。ペースが落ちていないことから、40-50km区間では、心拍数が平均142、最大152まで上昇してしまいました。
この結果が後半のペースダウンに繋がったのでは?と思いました。
タラレバにはなりますが、この30-50km区間をもう少しペースを落として(5秒くらい)、心拍をコントロールできていれば、エイドでのロスタイムも削ることができたと思いますし、何より70-80km区間や90-100km区間のペースも10-15秒ほど改善していたのでは?と考えています。
現に、70kmを超えて佐呂間町を抜けてから、気温が下がったと感じましたし、「ここから!」と思ったのですが、ペースアップすることができませんでした。
脳はまだ疲れていないと思っていたのですが、カラダは正直。知らぬまに疲労していました・・・。
本当に70-80km区間は辛かった。。。写真が物語っています(笑)
このデータは、来年に繋げていきたいと思います。
皆さんもガーミンなどで記録を取っているとおもいますので、じっくり見てみると良いと思います。
結果の振り返り
当初目標は、一般の部 年代別(45~54歳)で表彰台!
私の見立てでは、通常だと表彰台に立つためには8時間を切ってこないといけない。ただ、気温が上昇すると8時間半くらい。8時間40分切りでもワンチャンある。そんな見立てでした。
現状の自分の能力では、8時間切りは難しく、8時間20分くらい。この日は暑さもあるので、8時間30~40分くらいが良いところだろう・・・。
ということで、表彰台に立つためには、「自分の最高のパフォーマンスをするしかない!」。そんな気持ちでスタートしました。なので、ペースやタイムを気にするのではなく、100kmという距離を最も速く走りきることだけに集中していました。
結果(タイム)は自然についてくる。
ということで、もうちょっと上手く走れれば8時間40分は切れた気がしますが、そこが限界値。
今回、年代別3位の方が8時間30分を切っていたので、どんなに上手くいっても表彰台には立てなかった。。。
これは男子の表彰式の写真ですが、あの場に立ってみたいです。(陸連の部で優勝したいという意味では無いです笑)
ということで残念ではありますが、また来年チャレンジしたいと思います。
最後に
昨年、リタイアし残念な結果に終わっていました。が、今回はしっかり完走できたことに加えて、理想とした走りにはまだ及びませんが、自分レベルとしては良くやった、うまく走れたと思っています。
そして、昨年お互い残念写真を撮った場所で、写真をとることが出来ました😆
ということで、合格点をあげて反省会を締めたいと思います^^
そして、また来年こそは、表彰台に立てるようにまたトレーニングしていきたいと思います^^
最後までお読みいただきありがとうございました。今後はウルトラランナーとして、トレイルや24時間走、もちろんフルマラソンの記録向上にもチャレンジしていきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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