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新刊が出ます!

おほほ。
いよいよ新刊が今月21日に講談社から出ます。
都内大型書店は当日中に並ぶこともありますが、だいたい早くて23日頃からになると思います。通販もそのくらいから発送されるんでないかな。

今回は久しぶりに全編コミックエッセイ。しかも純粋に「登山」だけのテーマとなると2017年の「鈴木みきの富士登山ご案内」(イースト・プレス刊)以来、6冊ぶり。

もう「登山」のことで私の経験から教えられる事は全て描いた。そう思って、とどめに「富士登山案内」「山登り語辞典」「休日ふらり山旅計画」の3冊を同時出版して札幌に引っ越したのでした。(←結局それからも本は出させてもらったのだけど)

そして昨年東京に戻ったタイミングでこの本のお話がありました。母の介護生活と両立できる気がせず最初はお断りしていたのですが、出来る範囲で進めてくれれば…と言ってくださったので思い切って引き受けました。(←結局できる範囲を越えないとならなくなるのだけど)

山ガールブームが始まる2009年のデビュー作「悩んだときは山に行け!」を出したとき(計算が合っていれば)35歳だった私も51歳。心身にも環境にも変化があり、あの頃の私には分からなかったことを含めて、今の年齢だから描ける。そんな新刊になりました。

タイトルは「知っている山からはじめよう!
大人の日帰り登山」です。

ジャジャジャジャーン
表紙初公開!

「大人」なんて大人の事情で濁していますけど、「中年の登山入門」です。中年から登山をはじめたいと思っている人や、若いときに経験があるけど何年も何十年もブランクがある人、もしかしたら若くても体力がなくスポーツに苦手意識がある人なんかにも役に立つかもしれません。

基本的な登山のことは相変わらずの鈴木式で、とくに目新しいことは描いていませんが、何がこれまでと違うかというと「なかなか山に登られてあげません」(笑) 登山中の様子は勇敢に割愛!

もっとも重点を置いたのが「準備運動」です。
運動不足の中年が勢いで山に行ったらどこか痛めかねない(笑) この本で初めて登山に挑戦するNew登場人物Hさんなんて2ヶ月も準備運動します。

このブログを読んでいる方の大半はすでに登山者だと思うから理解できないかもしれませんが、私の周りには登山はおろか運動もまるでしない同世代女子が大勢いてですね、その人たちを思い浮かべると…やはり準備運動(事前トレーニング)が必要かなと思うわけですよ。山…というより自分の運動不足をなめちゃいけません(笑) 安全第一。ケガしたら長引くお年頃ですし。

と、そんな本になっております。
ご自分に必要なくても中年の、会社の先輩や同僚、ママ友、ズッ友、パートナー、家族を、山登りを勧めたいときや、連れて行くときにプレゼントする、もしくは参考図書として買わせる。なーんて使い道もあるのではないでしょうか。

また、ご自分に必要なくても、ちょっとした重しや鍋敷き、家具のガタつき調整に押入れの湿気取り。なーんて使い道もあるのでは。

繰り返し描いてきた登山指南なので自分ではもう「みんな読んで!」という気分にはなれないのが正直なところです。しかしこの本が誰かのファースト登山指南書になるかもしれない。そして山に行って山を好きになってくれるかもしれない。それが基本を繰り返し伝え続けることの意義であろうし、今回の私のモチベーションでした。また来るか?!「中高年の山ブーム」!!

ともあれ、この本がどこかで誰かの役に立って末永く可愛がってもらえることを願うばかりです。どうぞよろしくお願いします。

サイン本は今のところいつもの本屋さんから一件ご依頼がありまして、サイン会は今のところいつもの山道具屋さんで調整中です。発表を少々お待ちください。

そしてそして、出版記念パーティがございます。参加表明がなんと本日【5/12】までとなっております。最終的に数名受け入れられる可能性もありますが確実ではないので、ご事情があって明日までに表明できないという方もその旨を表明してもらえたらと思います。パーティ参加要項はこちらをご覧ください。

それでは最後にいっちょnoteでも叫んでみますか。

新刊もサイン会も
出版記念パーティも…

是非〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


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