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(49)いびきの呪い

東京にも急に冬の寒さがやってきました。山の麓からも雪の便りが届き、ついに「季節外れの暖かさ」の夢からさめたようです。

今回の「お山のマナーブック令和版」は「いびき」について。山小屋の夜、突如鳴り響き、朝まで鳴り止まずに眠れない経験をした人は少なくないことでしょう。または鳴り響かせた経験がある人もいるかもしれません。本人にも誰にも止められないだけにお互いに辛い…。どうしましょうか。

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回から抜粋

いびきがうるさくて眠れないときって呪いにかかっているかと思いませんか(笑)山小屋の相部屋だと誰が根源かも分からないときもあって、他人ではなすすべもない。しつこいとだんだん恨みに変わってくるし

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