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(37) 山の事故、110番?119番?それとも?

来週からお盆休みで山へ!なんて人もいるでしょう。お盆中は山に入っている人数が多いからだと思いますが、何故か多い山の事故…。皆々さま気をつけて、いい思い出だけ作ってきてくださいね!

自分や仲間が事故に遭うことはどことなく想定内(?)ですが、たまたま居合わせた人が倒れたりケガをしたりすることもあるわけです。仲間にせよ他人にせよ、そのときに落ち着いて咄嗟に動けるか…?私も自信があるとはいえません。だから繰り返し知識を頭に入れる必要があります。

というわけで今回の「お山のマナーブック令和版」は、山で事故現場に出合ってしまったときについて。初動を復習し、周りはどこまでやればいいのかを考えます。

9/17 新しい認識があったので
「太字」で追記しました

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!
あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回から抜粋

無いに越したことはありませんが、どんな登山者でも事故に遭う可能性があります。
ゆっくりとケガをする人はなく、ほとんどは突然です。本人もよく分からないままケガを負っていることも少なくありません。どういう場合に救助要請をするかというと、

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