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つくる、まとめる、伝える とか、いま想うことを消化します

すみっこです。考え事がいっぱいあると お腹いっぱいになります。
ごはんをおいしく食べられるように、最近消化不良なことを そっとかきおきます。

改めて、ポートフォリオって難しい

デザイナー志望の学生が何かを作り出す時、それを実際に世の中でうごかせないことが多いです。できないとしても、つかうひとのためにデザインします。
が、就活用にポートフォリオを作らねば という意識が頭の先にあると、
そいつが逆襲してきて、わたしはポートフォリオのためにこれを作っているのか?という 不本意な感覚が湧いてきます。

あくまのささやき

モノをつくること、ポートフォリオにまとめること、適切に切り分けて考えられれば済むのですが、つい混ぜこぜになりそうな怖さがあります。とくに一旦片付いたモノを急いで改善する時が危うい。ぬわー

🍵

つくることに集中しているときは、きもちがよいです。
まとめることを思うと、どうも気が重くなります。

なぜだい?

おそらく、まとめているあいだに、対象に改善点が見つかって、まとめなきゃという意識を持ったまま、両者を行き来するからです。
実質、まとめがまとめでおさまらない…。

やったことをまとめる作業は、自分のためにも、伝えたい相手のためにも、超大事だなと思います。超大事なのに、
つい、まとめることを前進ではなく、歩いてきた道を舗装しているだけ…みたいに捉えてしまっているのかもしれません。

つくってたじぶんと、まとめるじぶん

また、切り分けないとごっちゃにしそうで怖いとはいいつつも、
普段から、つくる・まとめる行為はスパッと分かれておらず、助け合いながら進んでいます。規模が大きいとき、チームでやるときはとくにです。

🤔

つくる、まとめるを反復してきた今、ポートフォリオの難しさに、改めて直面します。

自分がやってきたことを、自分のためにまとめる。
わたしが、ひとに伝えるためにまとめる。
そのひとは、どんな方で、いつ、どんな状況で目にするかもわからない。
まとめの単位が、でかい。

さらに、今日までの自分を凝視しないといけない。
過去の自分の稚拙さと向き合うのが怖いのかもしれない。

おっと、壁が、いっぱい あります…。

でも、これだけ難しいと感じていることに向き合い、アウトプットすることで、自分を一つ乗り越えられるのかなと、思います。
ふぅ、なかなかいいトレーニング材料です...。

🏋️‍♀️

やっと デザイナーになりたいと思った

2020年くらいまで —— 大学入学後でさえも、「デザイナーになりたい」と思ったことがあったか、怪しいです。自分と遠い存在だと どこかで決めつけていて、距離をおいていた面もあったと思います。

つい最近まで「デザイナーになりたい」というよりは、
自分のやりたいことが、デザインなのかもしれんな とは思っていました。今も、その動機の流れは肯定しています。
一昨年くらいまでは、エンジニアなのかもしれんな との迷いもありながら、
自分はデザインをしていて、デザインがしたそうだということを じりじりと受け入れてきました。

でも、なかなか デザイナーになろうとすることに、実感というか、覚悟がもてませんでした。
ずっと、なんでかなと思っていました。

なんで?と聞かれると、
他職種の方がより向いていそうとか、実力不足だとか、漠然と遠い感覚が消えないとか、答えながらモヤモヤしていました。
でも、こんなものはきっと表面的なところで、

たぶん、デザイナーとして認識されることをビビっていました。ビビるくらい デザインの力に感銘を受け、畏れもし、責任を感じており、また こだわっているのかもしれません。

学生が一人で机に向かってデザインすることと、
世の中ではたらくモノをつくる組織の中で、デザイナーをやることには、どうしても、かなり乖離があります。
デザインすることと、デザインする人として振る舞うこと。前者をしていれば後者につながるかというと、どうだろう。わたしに後者が務まるのだろうかと、ぼんやりしていました。

「デザイナー」にならなきゃ!全うしなきゃ!ということを気にしているわけではありません。そして、デザイナーには、明確な枠組みがありません。でも、チームの中で果たされたい役割とか、発揮されたい力とか、一定の核があると思います。
デザインを仕事とし、社会に影響を与えていく中で、この核をおさえることさえも、決して簡単ではないし、覚悟のいる選択だと感じます。わたしはこの恐れを乗り越えてまでやりたいのか。つとまるのか

🤕

超えたい。

最近ようやく、《ビビる心》を《やるぞ》が上回ったような気がしました。

デザインをはじめてから、貴重な出会いに恵まれて、
デザイナーさんが 現場で人をつないでいくところ、プロダクトを社会とつないでいくところを、目にすることができました。

その姿に、こころがわっと動くのを感じました。
見聞きするだけでなく、いちユーザーとして 価値を享受したり、デザイナーサイドで一緒に動かせてもらったり、いろんな体験を積み重ねていく中で、
こんなにときめくことなら、挑戦しなきゃと思うのでした。

また「人生どうせわからないんだから、やってみてダメだったらやめればいいんだよ」と言っていただけたことでも、踏ん切りがつきました。

先行きはわからないですが、精一杯やってみます。

🏃

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