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[妄想]Glyphsマガジン

※以下、こういう企画がどこかで動いてないかな、という妄想です


コンセプト

あつまれ文字っこ! 趣味・実用のもじづくり[背コピー]

ターゲット
1:文字が好きなデザイン系学生、課題でつくった文字をフォントセットにしたい
2:エディトリアルデザイナー、DTPオペレータで作業効率のために外字を使いたい
3:フォントでやりたいことがあって調べても、英語サイトばかりでよくわからない
4:Facebookの「Glyphs日本支部」を定期的に追った方がよいと思うが、
  専門的な話も多いので、ちょっと入りにくいかなあと思っている
5:雑誌で細々特集されていることもあるが、バックナンバーが買えない
  セミナーに参加したいけどタイミングが合わない

→(後々はマニュアルや公式サイトのチュートリアルを熟読するとして)
 とりあえずフォントづくりをはじめてみたいひとの実践型入門書
 数文字の登録→書き出しからはじめるGlyphs入門

仕様
B5判 120ページくらい
(2.3の日本語マニュアル(2016)で200ページ超あるので、全解説ではなく)
ver.2.5が安定してきたあたりで発売、とか
専門書なので1,800〜2,000円くらいかと思いながら、部数が少ないので難しそう
 →1cのページをつくることでどのくらいコストを下げられるか
(雑誌のバックナンバーが買えないと嘆いている割には、もし出版されてもすぐ絶版になりそう。紙では無理か)

既存の特集(ここだけ本当)
・+DESIGNING VOLUME 34(2013)「GlyphsMini & OTEditクイックガイド」
・+DESIGNING VOLUME 40(2015)「Glyphsでフォントづくり」
・Typography 12号(2017) 「和文フォントを自分でつくる」


※以下、やはり妄想です

巻頭ギャラリー:Glyphs事例ビジュアルOverView

 Glyphsってなにができるの? Glyphsのここが便利!
 サンプルを交えながら、こういうところをつくるときは
  こういう機能がある(→p.00参照)のようなTips付きでみせるギャラリー
 ・漢字までそろっている本格的なもの
 ・手書きの字をスキャンしてフォント化するようなもの
 ・SVGフォント
 ・バリアブルフォント

目次
 使い方 基礎編1 →基礎編2 →基礎編3
     応用編
 図説チャートでできることが段階的に増えていく感じをみせる

[コラム]購入方法
 ・体験版をつかってみる
 ・AppStoreと直販のちがい
 ・MiniとFullのちがい 
   Miniを購入した後、Fullを購入するときの割引など
  →そのほかExtend、PlugInなど巻末の方で簡単に紹介

使い方[基礎編1]とりあえず書き出してみる

マニュアルは頭から必要なことが順序立てて書いてあるが、
「とにかく作ってみたい!」という欲求があるとじれったく感じることもある。
「とりあえず5文字とか10文字をイラストレータ等でつくった段階で
テストしてみる」という仮想の流れで最低限のことを解説。
 →書き出せるようになるといろいろ疑問も出てくるので
  マニュアルを一から読み直す。
(基礎編2までは「miniでもできる」などアイコンをつけて、Fullでできることと区別する)

 イントロ
  「編集ビュー」「フォントビュー」「パレット」などザックリ解説

 基本設定「フォント情報」
  パラメータの設定
   1、欧文をとりあえず書き出せるまで
   2、和文(かな書体)をとりあえず書き出せるまで
    →詳しいパラメータは「使い方 応用編」を参照

 字形を登録
  とりあえずAdobe Illustratorから貼付けだけ(→基礎編2で詳しく解説)

 マスターの設定(/インスタンスの設定)

 書き出し
  Adobe製品での使いかた/フォントインストール先
  制作途中フォントの名前やバージョンの管理の仕方など

 よくあるエラーと対処方法
  パスの方向

使い方[基礎編2]一通りの字形を揃えてみる

 [基礎編1]ではパラメータの解説で、とりあえず書き出せるまでになる
 [基礎編2]では字形を一通り(かな or カナor アルファベット)揃えるために効率的な作りかたの解説
 cf;マニュアル3 「編集ビュー」、8「図形の再利用」
 専門的な細かい錯視の効果などは他誌に任せる。小林章さんの欧文の作り方とか

 ガイド/グローバルガイド
 コーナーの「アウトラインをひらく」
 コンポーネントの使い方

[コラム]
・「私の作り方」
  どこまでイラレで作業して、どうやってGlyphsに貼付けているか
  つくってる人の事例を紹介
    1、イラレ→Glyphs
    2、最初からGlyphs
      背景画像のレイヤーの使い方など
・「かな」「カナ」「欧文」のエレメント分類チャート

使い方[基礎編3]和文:縦書き対応 欧文:カーニング設定

 和文編
  縦書き用の仮名の設定

 欧文編
  リガチャの設定
  カーニング設定

 共通項目
  フィーチャの自動生成

[コラム]
・開発者インタビュー
・書体デザイナーインタビュー(もしくはエッセイなど)

使い方[応用編1]ウェイト展開

 一通りの仮名書体や、欧文の大文字小文字が[基礎編]まででつくれるようになる
 [応用編1]では、つくったフォントのウェイト違いをつくり、中間ウェイトの書き出しまでを解説
  cf:マニュアル12「マルチプルマスター」

[コラム]
 日本語のフォント名をつけたい、など
 ある程度、リリースを見据えて設定したい箇所など
   Adobe-Identity-0の挙動など改めて

使い方[応用編2]

 特殊な用途のフォントの使い方や書き出し方を
 6ページづつくらいでできる範囲で解説する
 
・外字登録やInDesign実務での使い方
・ウェブフォント用書き出し、使用例
・SVG、カラーフォントの制作
・Variable Font
  とりあえずウェイトのグラデーションをつくるまで

[コラム]
・DTPオペレータが実務でどのように活用しているか解説
・文字コードについて

用語集/項目ごとのパラメータのかんたんな解説


付録1:Glyphs年表

Glyphsだけでなく、OpenTypeやVariableFontの技術仕様の動きなど
2011年 リリース
2013年9月 日本語化
2017年8月 2.4リリース 
など

付録2:参考書籍

・フォント見本[和文編][欧文編]
・字形について(文字の成り立ちなど)
・文字コードなど技術周りについて

付録3:プラグイン紹介


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