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12月に読んだマンガ

すっかり月1のルーチンになりました。また来年も続けられたらいい。

2021年12月に読んだマンガです。

今年も残り数日。頑張っていきましょう。


はじめての諏訪さん

最近流行りの型「〇〇さん・ラブコメ」の新鋭。

ラブコメといえば「〇〇さん・ラブコメ」だらけですね。「~な〇〇さん」だの「〇〇さんは~」だの。またそれ?の食傷ぎみタイトル。中身もだいたい似たりよったり、横やりの入らない1対1カップルものですから、いかに魅力的なヒロインと、反感を買わない主人公男子を配置し、定番の展開のよさを生かしつつ、他の作品と差別化できるかにかかってる。

さて本作。いきなり告白してきた、ちょっとツンとしてる彼女(諏訪さん)と、いろいろな「はじめて」を経験していく物語のようです。主人公(山中くん)の心の声がやかましいけど(笑)、設定も、ストーリーの流れも、その王道ぶりはよろしい。絵もかわいくてよろしい。各話サブタイが「はじめての〇〇」というのは、今までありそうでなかったアイデアじゃないか?

試し読み貼っておきます。どうぞ。


ブランクスペース

新作コーナーで平積みされてた本作を見て、絵の雰囲気が気になってました。先日発表された「このマンガがすごい」でもランクインした『ブランクスペース』。

やさしいタッチの絵だし、さりげない日常を描くほのぼの作品かな、と思ってたら、いやいや、こっち系の作品だったか。シュールなエスパーものとでも言いましょうか。淡々としているのに、それでかえって不安をあおられる。途中からサスペンス入っちゃってるしよ……

目には見えないけれど、触ることのできる「モノ」を作り出せるスイ。だんだんと危険度の高いものを作っていく彼女に、ショーコはやきもきしながらも、よいアドバイスが思い浮かばず。事態はゆるやかに切迫し、やがて町全体を巻き込んでいく……

スティーブン・キングの『キャリー』みたいにならなきゃいいけど。いや、なってほしいような。どきどき。


今月のご新規さんはこの2作でした。

そのほか、買ったりレンタルしたりして読んだコミック続刊より、いくつかご紹介です。


4巻目。妖怪×オカルト系がお好きな方には、きっと刺さる一品。おすすめです。恐怖感とほのぼの感の落差よ。絵の圧がまたものすごい。乙ちゃんかわいい。よるむん回のラスト、ちょっと泣いた。

「やわらかスピリッツ」掲載。試し読みどうぞ。なんで縦読みなんだろう。
第一怪・第二怪 | 怪異と乙女と神隠し | やわらかスピリッツ (yawaspi.com)


5巻まで出ました。ふたりとも、ようやく夫婦になってきましたね 笑
マンネリになりつつも、そのマンネリが心地よい。表紙も何やらいい感じ。


こちらは完結の第5巻。あーあーそういうエンディング。お幸せに。


唐突だけれど、決して無理やりに感じないシリアス展開。さすが篠原先生。アニメに向いてそうな感じよね。


マンガなのにマンガらしくない。マンガって何だろう。物語って何だろう。私は何を読まされているのか。『違国日記』を読まされているとしか言いようがない。


みんな、進級おめでとう! アニメ化おめでとう!
ラストの大ゴマで泣きそうになりました。2年生編も楽しみ。




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