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読書日記#36『あえて数字からおりる働き方』尾原和啓

2020年7月初版発行

読書メモ

1.本書は、元々楽天やドコモなど大きな会社に依存していた五年前の自分が、44歳の時、バリ島・シンガポールという日本から遠く離れた場所にベースを移し、ギブとつながりを大事にしながら自分を変えていった物語の軌跡でもあります。
2.これからの時代における働き方で大事なのは、”あなたは誰にとって意味のある存在ですか?”という問いであり、その答えを持てる存在になるということです。
3.人柄やスキル、経験というあらゆるカードがネットのなかで可視化される時代になっても、”肩書カード”はある程度機能していくといえます。
 ただし、これから必要とされるのは、自分の持つあらゆるカードで戦ってきた経験そのものです。
4.非常事態でそれぞれ困難に見舞われていたとしても、物理的距離があって、かつ同じ価値観を持つ者同士は、インターネットを通じて共助の関係をつくることができるのです。
5.変化の時代ではスピードが命なので、『人を疑うこと』さえ、足かせになってしまうのです。
(中略)
 グーグルでは、「人を疑うことこそ無駄なコストだ」と考えられています。そのため、相手が同じ価値観を共有しているグーグルの仲間である限り、まずは無条件で受け入れ、信じて仕事を進めることが前提となっています。
6.筆者が「この人、なんて地頭がいいのだろう」と思う人の共通点
 ①常に物事を偏見や先入観で見ず、前提条件を疑い、ゼロベースで考える
 ②その上で「これはどうしてだろう?」と疑問を持ち、ひたすらぐるぐると考え続けている
7.ぼくはこれまで13回の転職を繰り返していますが、どんな会社に勤務しても、まずは誰もやりたがらないような仕事や地味な作業から手をつけます。信頼は自由を生みます。自由に動けるようになれば、より自分が得意な作業を任せてもらえるようになるのです。

感想

今回は、ざっと目を通して、気になったところだけ読んでみた。

やはり大事なのは、ギブすること。そこで大事なのは徹底的に相手目線に立つこと。

「女性はみんなグッチが好きでしょ」

という発想ではギブはできない。相手のことをよく知ること、知ろうとすることが、ギブなのだと感じた。


あとは、共助の話。

インターネットでいくらでもつながれる時代。

住む場所や年齢や仕事を飛び越えてなにか共通の価値観でつながっておくことは、なにかあったときのリスクヘッジという意味でも大事だと思った。


行動

1.信頼を貯めることを常に意識する
2.自分と違う人とつながる
3.誰もやりたがらないような仕事、求められてる10倍くらいの仕事をする



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