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RSIの計算式をエクセルで算出する方法

RSI計算式とエクセルで算出する方法についての紹介です。

RSIとは?

RSIについて説明を一応します。

為替や株やビットコインなど...いろんな投資で使用されるテクニカル解析のツールです。

MT4では標準でRSIがありますので、誰でも使うことができるインジケーターの一つです。大概FXなどのプラットフォームでは入っています。

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RSIというのは略語でして、正式には「Relative Strength Index」という名前です。ただし、そんな長い名前を行っている人は聞いたことはないです。みんな「RSI(アールエスアイ)」って呼んでます。

MT4の場合にはRSIインジケーターとしてはこのようなものです。

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RSIの機能としては「買われすぎ、売られすぎを見るためのインジケーター」です。

数値のレベルは中間値が50、買われている状況が70以上、売られている状況が30未満にと一般的にはされています。

例えばですが、RSI(14)レベル85と15に注目してください。

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このように極端に買われすぎ、売られすぎの状態に近づくと、反発しやすいのです。

なぜ買われすぎ、売られすぎになると反発しやすいか?を一応解説します。

市場ではこのようなことが起きていると思われます。

・価格が上昇する
・みんな「そろそろ下がる」と思い、売り出す
・「売り量」>「買い量」になる
・価格が下がる

という心理状況だったり、原理だったりで反発しているのかと思います。

結局は「売り量」>「買い量」により異なりますので、あくまでも「反発することが多い」ってだけの話です。

RSIの計算式

それでは本題のRSI計算式について解説します。一般的に書かれているのがこれです。

スクリーンショット 2020-05-29 11.47.26

これ意味わかりますか?私はこんだけでは人に説明できるほどの理解はできませんでした。

なのでもっと詳しく説明します。

例としてローソク足14個分の設定の場合の説明です。期間が14のことを意味しています。

算出されるデーターとしてはこの14個分のデータを使用します。これは現在のロー足も含めて計算します。

スクリーンショット 2020-05-29 8.44.34

このローソク足ですが、2パターンあります。

青色が始値よりも終値が高い、赤色が始値よりも終値が低いというものです。

陽線と隠線って言います。

この中で陽線は3、12、13、14番目が陽線です。逆に1、2、4、5、6、7、10、11番目が隠線です、

スクリーンショット 2020-05-29 8.47.17

ということでRSI計算式の「ローソク足N個分の値上がりの合計」は陽線の場合の開始値から終値の差を合計したものです。

一方で「ローソク足N個分の値下がりの合計」は隠線の場合の開始値と終値の差を合計したものです。

スクリーンショット 2020-05-29 11.48.35

というのが RSIの基本的な原理と計算法法についてです。

エクセル算出方法

まず準備としてデータが必要です。MT4の場合にはヒストリカルデータを入手するとエクセルでも使えます。

(1)  ヒストリカルデータを入手

もしMT4からデータを入手する場合には、こちらの方法を参考にして下さい。

入手したデータをエクセルで表示させるとこのようになります。

データとしてあるのは6項目があります。

・日時(time)
・始値(open)
・高値(high)
・安値(low)
・終値(close)
・出来高(volume)

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なお使用しているヒストリカルデータはUSDJPYのものを使用しています。

(2) 終値-始値

私の場合には、複雑な計算を一つのシートにせずに、一つずつ組み立てていくスタイルでいきます。

なので、まず終値と始値を計算します。画像でいうと、F列とC列です。

計算の例としてはたったこんだけです。

=F2-C2

終値と始値の差を求めます。これを計算すると、RSIで使用する値として、陽線なのか隠線なのか?を区別する材料になるのです。

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(3) 陽線と隠線を区別する

次に陽線と隠線を区別します。

「0より上か」、「0より下か」を区別するだけです。計算としては以下のようにします。

=IF(H2>0,H2,"")
=IF(H2<0,H2*-1,"")

というのを計算したのが画像のI列とJ列です。

スクリーンショット 2020-05-29 9.24.24

Hの値がI列とJ列に分かれています。

(4) RSIの算出

ここまできてやっとRSIの算出です。

もう一度おさらいですが、計算式はこれです。

スクリーンショット 2020-05-29 11.47.26

使用するデーターはエクセルの値上がりした値と値下がりした値をしようします。

スクリーンショット 2020-05-29 9.30.08

計算すると...

値上がりした値の合計は0.01、値下がりした値の合計は0.072になります。

スクリーンショット 2020-05-29 9.33.53

ということで計算すると、こうなります。

スクリーンショット 2020-05-29 11.53.00

簡単ですね。

エクセルの計算式としてはこうなります。

スクリーンショット 2020-05-29 11.55.06

I列とJ列の値を使用してRSIを計算します。

=SUM(I4:I17)/(SUM(J4:J17)+SUM(I4:I17))*100

計算式としてはたったこんだけです。

スクリーンショット 2020-05-29 12.02.20

エクセルのファイルについて

今回紹介したRSIのエクセルのサンプルを下記でダウンロードできるようにりました。

RSI計算式など参考にしてください。

1. こちらのリンクからダウンロードしてください。
https://www.dropbox.com/s/f121oymmuebih7k/RSI_sampe_for_note.zip?dl=0
2.こちらのリンクからTradersCafeのLINE@に登録してください。https://line.me/R/ti/p/%40253gnfan
3. 「pw1」と入力すると、自動返信でパスワードの一覧をお知らせします。4. zipファイルを解凍する際に、パスワードを入力してください。
ダウンロード方法の詳細についてはこちらをご覧ください。
https://note.com/mt4_ea_indicator/n/n808b51e28019

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