#1. 鎮痛剤の導入/緩和ケア初心者のお勉強
こんにちは、緩和ケア初心者医師のMiMiです!
私の緩和ケアお勉強ノートを使って、
明日から使える、現場でのお役立ちネタを
まとめていこうと思います。
本日は「鎮痛薬の導入」についてです!
<痛みの分類>
どんな痛みで、どういう原因で起こる痛みなのかを知ることは、
その後の治療戦略に大きく役立ちます。
★パターンによる分類 : 持続痛と突出痛
★機序による分類 : 侵害受容性疼痛(内臓痛・体性痛)と神経障害性疼痛
<実際の処方例>
次に私のチームでよく使う処方の例を挙げていきます。
★最初に導入するべきお薬の例
★NSAIDsやアセトアミノフェンが無効の時
ただし、最近はトラマドールやコデインと言った弱オピオイドより、
最初から少量のオキシコドンなどの強オピオイドを使うことが多いです。
副作用も弱オピオイドと強オピオイドで大きく変わらないことや、
弱オピオイドで痛みのコントロールがつかず、
すぐに強オピオイドに変更することも多いので。
★弱オピオイドが無効の時や強い痛みで強オピオイド導入を検討した時
★オピオイドを調整する時(タイトレーション)の増量の仕方と注意点。
もちろん、
患者さんの全身状態や痛みの程度によって、
色々な調整が必要です。
特にオピオイドを使用するときは、
呼吸抑制などオピオイド過剰に注意しましょう。
次回はオピオイドの換算表です。
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