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コーポレートサイトをリニューアルしたら、採用応募が83%アップしていた話

こんにちは、クラウドワークスのADのただのです。

コーポレートサイトのデザイン系記事って、少ないですよね。あまりに情報がないので、私も「サイトをリニューアルしても、何かの数字が大きく上がるなど効果がでることはないだろう」と思っていました。

しかし、今年5月に弊社サイトをリニューアルしたのですが、そんな予想とは裏腹に、採用応募数が改善したのでnoteにしたためます。

採用応募数、増加

コーポレートサイト経由の採用応募数
リニューアル前6ヶ月、132件
      ↓
リニューアル後6ヶ月、242件


同期間で比較し、採用応募がリニューアル後、83%アップしています。弊社の採用担当にヒアリングしたところ、季節要因でもなく、プロモーション等もしていないとのことで、これは純粋な増加になります。

さらに、昨年までコーポレートサイト経由の新卒内定者がいなかったのですが、今期の新卒内定者の約40%がコーポレートサイト経由の方です。これは応募数の増加だけではなく、弊社にフィットした人材の獲得効率も改善したと仮説立てられます。


採用関連の変更点

ここからは改善につながったと推測される、採用関連の変更点をピックアップしていきます。

採用ページを、特設サイトから、サイト内ページへ変更
特設サイトで採用情報を見せる形式をやめ、コーポレートサイト内に採用ページを設けました。応募までの導線が短くなったことで、体験が最適化されたと推測します。

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特設サイトはスペシャリティーを演出することができますが、一方、新規ウィンドウで体験が変わったり、情報過多で混乱を招くリスクもあります。弊社ではやめる判断をしています。

2. 採用コンテンツを大幅に削減
特設サイトにあった数ページに渡る10以上のコンテンツを、1ページ3コンテンツに減らしました。削減した理由は、サイト全体を採用情報として捉え、情報量を減らせると考えたためです。情報量が減ったことで、応募までの導線が短くなったと考えます。
各コンテンツを最適化し、導線を見直しています。例として、「企業理念」などは採用にもIRにも共通する情報です。採用やIRページに分散させるのではなく、企業情報ページにまとめています。

3. 文章でカルチャーを伝える
サイト全体で、カルチャーに沿った文章を心掛けています。弊社の価値観や姿勢を、言葉から感じてもらうためです。結果的に、弊社への共感が、そのまま採用応募数につながったと推測いたします。
例として、弊社では「新しい働き方、SDGs(持続性と包摂性)、多様性」を大事にしていますが、とくにそれを「見出し」で感じられるようにライティングしています。
企業の一貫した姿勢を示すことで、情報への信頼性と強い独自性が生まれます。あとは採用希望者がそこに共感するかどうかです。

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リニューアルについてもっと知りたい方は、こちらのnoteも。
↓リニューアルの背景について触れています

↓デザインについてざっくり説明しています

終わりに

まとめますと、
・応募までの導線を短くする
・サイト全体を採用情報と捉え、情報量を最適化する
・文章でカルチャーを伝える

が、採用応募の改善につながったと考えられます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が、「コーポレートサイトのリニューアルを検討したい」という方の参考になったら幸いです。♡でリアクションもらえると嬉しいです。

さあ、師走に負けず、気持ちよく今年の仕事をしめなければ。

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