好きな事を更に分解
前回のおさらいとして、好きな事を増やすということを解説しましたが、今回は更にしたい仕事を分解して考えるという方法を解説します。
これもまた例として歌手で例えていきましょう。
まず大体の人は
歌手として売れる
と先に考えますが、アマチュアから始めてそのままメジャーデビューなんてほぼ夢物語です。
オーディション受けて一気にデビューして有名になるなんて何千万分の1の確率ですね。
でも一つ一つ分解して好きなことを仕事にすることはできます。
そして、これが最終的な夢に繋がることもあるんです。
まず歌手になる為に何が必要なのか?
音楽を知る
テクニックをつける
仕組みを知る
大雑把に分けて3つ。
これを仕事に振り分けるならば
音楽を知る→スタジオ勤務、ライブハウス勤務、レコーディングエンジニア
テクニックをつける→スタジオミュージシャン、各種講師、作詞、作曲
仕組みを知る→テレビ関係の仕事、事務所スタッフ、ローディー、撮影関係の仕事
などあります。
一見関係ないように見えても、これらのノウハウを知ってて損はありません。
ただ、逆を言うならば歌手として売れたいならこれらのことも全て好きになってたほうが良いと言うことでもあります。
もちろん、そういう裏方みたいなのがしたくないからアーティスト目指してるという人もいると思います。
ただあくまでこの記事は、アーティストになる為のものではなく、好きなことを仕事にする為なので誤解されないようにお願いします。
これは別に音楽に限ったことではありません。例えば、料理が好きならば、一番良いのは自分の店を出すことかもしれません。
お金さえあればいきなり店を持つことも可能でしょう。
でも、色んなお店でバイトして調理したり、ホールをしたり、インテリアを学んだり、色んなものがあります。
料理を好きな人がイタリアンレストランで仕事をしていても、居酒屋で仕事をしていても、【料理が好き】ならば【好きなことを仕事に出来ている】と言えるでしよう。
大抵の人は、好きなことを仕事にすると考えると大きな夢や目標を掲げます。
しかし、ほとんどの人は具体性を持ちません。
だから好きなことを仕事に出来ないんです。
またここで一例。
お洒落が好きだから服に関する仕事がしたいなぁ
→服を見るのが好き?着るのが好き?作るのが好き?
見るのが好き→ファッション雑誌編集者、アパレル販売
着るのが好き→モデル
作るのが好き→衣装製作、ヘアメイクアーティスト
まずここまで広げられます。
更に各仕事によって広げられますよね。
その中には未体験なこともありますが、やってみると好きになれたりすることもあります。
今回の記事をまとめると
好きなことを仕事にするというのは、1つの目標ではなく、好きな事に関わることを知り、好きになること。
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