■24 -TWENTY FOUR-エロ二次創作


ジャックはクロエとの人質交換を終えた後、ロシアに投降した。その後ジャックはロシアの要人達を殺害したテロリストとして裁判を受け死刑が確定した…

処刑当日、ジャックはクロエの事を考えていた。きっとクロエは責任を感じているかもしれない。自分が死んだら悲しむだろうクロエの存在。ジャックは死に間際になって、どしょうもなくクロエが愛おしくなっていた…

ジャックが死ぬ直前にした事、それはクロエでエッチな妄想をすることだった。

ジャック(今思うとあのソバカスほっぺはチャーミングだった。いつも任務に集中していて気付かなかったがクロエから『ジャック!』と何度名を呼ばれただろうか…。人生の中でクロエが一番、オレの名を呼んでくれた気がする。)

 ジャックは妄想のクロエに何度も名を呼ばせた。懐かしい声にクロエの顔を鮮明に思い出したジャック。

(ちょっと窪だクマの目元も、クロエらしい存在感があったな…)

ジャックは思い出に吸い寄せられる様にクロエの胸に飛び込んだ。
クロエは両手を大きく広げ、抱きとめる準備をしてくれた。

妄想の中のクロエはどんな格好しているのか。

服を着ているのか? 半裸、あるいは下着のみの姿なのか。

ジャックにとっては服の内容等はどうでもよかった。親友、戦友であるクロエをエロい目で見る事自体がおこがましかった。

けれど死に際、目に映るものがクロエだということ。

 家族の光景が脳裏に過ぎらないのがジャックにとっての救いだった。苦しい思い出に支配されない事、ただそれだけで心が救われた


『ありがとうクロエ』


ジャックは妄想クロエと愛し合った。


そして作者は妄想していた。読者の中に女子がいてその女子がアソコをこねくり回している姿を想像していた。
24の視聴率は圧倒的に男ベースだった。なのでこの場所へ女子が来る確率は低い。

しかし、これはあくまでも妄想世界である。女子が来ようが来まいが関係なく、作者は女子がモニターの前で喘ぎよがる姿を想像する。

「ジャック! クロエ! ジャック! クロエ!」

作者にとって彼らは物語上ヒーローである。
エロネタに使ってしまう自分が恥ずかしかった。
だが、その分、ジャックにもクロエにも幸せになって欲しかった。

ジャックがクロエに気持ち良さそう中出ししクロエはジャックに心をときめかせながら、それを受け入れる。そんな光景を二次創作しても良いと思います。

一心不乱にまぐわい合う二人。幸せそうな二人をイメージすることで、エロネタにしている罪悪感を吹き飛ばそうとする作者なのでした…。


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