DC1001年。ルッカは現代にて原始時代にラヴォスが落ちてきた座標を調べていた。

座標は、ほぼ世界の中央に位置するが、正確なポイントに辿り着くまでは1000mの掘削が必要であった。

人員70名と大型掘削機を使い、深層にまで進み次元の揺らぎを見つけた。ルッカの予想では、そこから6500万年後の未来へゲートが繋がっている。

ラヴォスを倒せばゲートは消えるものだと思っていた。ゲートは星の夢が作り出したものであるという仮説をルッカ自身も当初はそう思っていた。しかしガルディアの森のゲートは消えずに残されていた。千年祭のゲートはテレポットとペンダントによる不可抗力で生み出したもので、その作用に星の意志が介入していたとしても、それ以外のゲートの存在は星の意識とは関係無いところで産み出された可能性があった。

つまり、原始時代にラヴォスが飛来した座標でゲートが生まれたという現象についてを考慮すると【世界各地のゲートはラヴォスの衝突エネルギーで産み出された可能性がある】
つまりラヴォスが複数地球に飛来していた可能性すら示唆していた。

ルッカは恐る恐るゲートに入った。原始時代から入れば6500万年後の古代へと通ずる道。現代から入れば遥か途方もない未来に通じる道となるだろう

一番危惧していたのは遥か未来でまたラヴォスによる荒廃した世界があること。

だが、ゲートの先はまだ土の中だった。掘削機を上に向かって続けないといけなかった。
ゲートの先はどうなっている?

展開A

文明は荒廃し、人類はいない。代わりに緑豊かな森とヌウだけの世界になっていた。
いつか言っていたガッシュの言葉【全ての生物はヌウに始まりヌウに終わる】を思い出す。
一体どういう意味なのだろうか?

展開B
誰かのアイデアちょうだい。