見出し画像

MSW  面談<事務仕事が多い!MSWの1日

「医療ソーシャルワーカーって、患者さんと面談ばかりしているの?」と聞かれますが、そんなことないです。
事務仕事もたくさんあります。
今回は、とある私の1日をまとめました!

8:30【出社】


【掃除】
出社後すぐにすることは、PCやデスクのお掃除。
キーボードとマウスは特に念入りに拭きあげます!

【カルテチェック】
【カルテ記載】
カルテを立ち上げて、担当病棟の前日入院の患者さんのカルテをチェック。
病棟看護師が記載したスクリーニングシートを参考に、
カルテへ退院支援における困難な要因や・退院の意向などをカルテ記載。

本日退院・転院予定の患者のカルテチェック。
問題なく退院が可能かどうか確認します。
状態変化や、薬などの追加があれば、転院先などへ電話で連絡を入れます。

9:00 【病棟ラウンド】

【病棟ラウンド】
退院予定の方や、面談予定の方に挨拶。

9:15 【ミーティング】

【ミーティング】
予定や、共有事項などを確認。

9:30 【グループリフレクション】

【グループリフレクション(週1回定期開催)】
担当ケースの概要報告と、
対応に困った事例や、苦慮しているケースの共有

10:00 【リハビリ見学とカンファレンス】

【リハビリ見学とカンファレンス】
患者さん、家族、ケアマネージャーに参加してもらって開催。
実際の体の動きや、排泄ケアの様子を確認してもらいます。
私の勤務している病院では、リハビリ見学を積極的に行っています。
先生がそろそろ退院の話をしようか。となると、
病棟看護師さんが家族へリハビリ見学をセッティングしています。
「百聞は一見にしかず」ですね!

11:00 【カルテ記載】

【カルテ記載】
リハビリ見学とカンファレンスの内容をカルテへ記載

11:20 【電話連絡調整など】

【外部への電話連絡調整】
【転院調整】
【カルテ記載】
【院内多職種への依頼】
前日面談をした患者さんの転院調整のために、A病院へ電話にて転院相談。
受け入れ可能な病床もあり、医師へ診療情報提供書依頼と、家族へ経過の報告をする。
転院調整に必要な患者のADLや経過をまとめた情報シートを作成する。


12:00 【休憩】

お昼ご飯

13:00 【カルテ記載】

【カルテ確認】
この後対応がある患者さんのカルテを確認、
必要に応じて、医療機関や施設へ空き状況を確認する。

13:30 【退院前カンファレンス】

【退院前カンファレンス】
中心静脈栄養を自宅で行う患者さんのカンファレンス。
MSWはファシリ。
参加者は、患者家族、主治医、在宅医、訪問看護、ケアマネ、ヘルパー、福祉用具。
たくさん参加される方がいる場合には、とても緊張します。

14:30 【カルテ記載】

【カルテ記載】
カンファレンス内容をカルテへ記載。

15:00 【病状説明の立ち会いと面談】

【病状説明の立会いと面談】
病状説明を患者さん家族と一緒に聞き、
その後、今後の在宅療養のサポートについて面談。
訪問診療と看護を利用したいとの希望もあり、
どこへ依頼するのか、どのような流れになるのかを家族と相談しながら決定。

16:00 【カルテ記載など】

【カルテ記載】
【外部機関への連絡調整】
【退院・転院の準備】

面談内容をカルテへ記載。
必要に応じて、依頼するケアマネージャーや関係機関へ連絡。

他のケースなどで、ケアマネや転院調整先からの連絡があれば、対応。
転院や退院の準備も進める。

17:30 【退社】

退社
この時間に退職できたら幸せすぎる。
実際は平均残業1−2時間/日
ドクターによっては、OPEや会議などで、夕方からしかICができないとなると、
17:00から病状説明に立ち会うことも。

MSWの1日が想像できましたか?

面談やカンファレンスの前後には、事務仕事、連絡調整が必ず入ります。
電話対応のマナーや、どのようにカルテをわかりやすかくかというスキルも必要です。

明日も頑張ります〜!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?