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ソーシャルワーカー(社会福祉士)の「質」=知識量の多さという勘違い

・結局のところソーシャルワーカーの「質」ってなに?
・社会資源をたくさん知っていることが「質」なの?
・ソーシャルワーカーの人は価値と質を高めようとしがちだよね

「ソーシャルワーカーの質とは?」ソーシャルワーカー(以下SW)の学会や研修で飽きるほど語られてきているワードです。この記事を読んでいるみなさんは数々の研修でその「質」とやらを把握できた人は多くないと思います。
私は5年以上医療分野のSWをとして働いています。しかしその5年以上SWの「質」ついて考えた結果、わかったことがあります。
当記事では、SWにおける「質」の実態について解説します。この記事を読めば、日頃悩んでいるSWにおける「質」の正体がわかります。
結論から言うと、SWの「質」は知識量の多さではありません。SWの「質」=知識量の多さが成り立つのであれば、勤勉且つ職人気質であるSWの名前がもっと普及していても良いはずです。

お知らせ

新人MSW〜中堅MSW、ソーシャルワークを実践する社会福祉士向けに「社会福祉士Keiの自由研究」というブログを運営しています。このブログを通して「自分の実践を見つめ直すきっかけになった」とメッセージを頂くことが多く、非常に励みになっています。

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SWの「質」=知識量の多さは成り立たない

知識量が多いことに越したことはありませんが、クライエントはSWに制度や法律の詳細な知識を求めていません。確かにSWの知識量は豊富ですし、分野によってはより専門的な知識が求められます。しかし、裏を返せば器用貧乏とも言えます。

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