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【後悔しない方法】はスニーカーを買う事だった

違反切符を切られて2点と数千円の罰金を支払う。

時間帯通行禁止というやつで道の出口の影にひっそりと白バイが隠れていたのだ。

この点に関しては別に気にしなくていいのだが、

気にしてしまうのが、この「数千円」だ。


この「数千円」があったら何ができただろうと考えてしまう。

最近だと「新しくスニーカー買えたなぁ」だ。


いやいやいや待てよと。

おそらくその罰金がなかったとして、直近でスニーカーを購入する事はなかったはずだ。

なのに、この【強制的急な支払い】が発生した事によりこの思いが強く駆け巡ったのだ。

似たような感覚に襲われる事は珍しくない。


例えば、数ヶ月前にiphoneが急に壊れた。

仕事にも影響が出るためすぐに修理を出したものの修理代は¥40,000超え。

泣く泣く支払ったものの、その時は「ドローン買えたなぁ」だ。

恐らくそのトラブルが無くても今だに購入はしていなかっただろう。


こうした【通常支払わなくてもよかったはずだったものがトラブルでどうしても支払わなければならなくなった】場合に「あれ買えばよかった」という気持ちが溢れてくるのだ。

よくよく考えると実際に¥40,000超えるドローンを購入していたとすると、その後のトラブルで更に¥40,000超えというお金を失う事になったと考えると¥100,000近くのお金がかかるという事になる。

恐ろしい。

一方で、こんな考えもある。

¥40,000超えのドローンを購入しておけば、時空の変動で未来が変わりiphone故障のトラブルは起きなくなるという事も十分に有り得る。


どちらにせよ先の事は読めないけど、できるだけ後悔のない選択をしていきたいものだ。


そうだ、スニーカー買いに行こう。

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