MaCCo

読書と晩酌がすき。ビールを飲みながら、映画鑑賞したい。一人居酒屋しながら、本を読みたい…

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読書と晩酌がすき。ビールを飲みながら、映画鑑賞したい。一人居酒屋しながら、本を読みたい。美術館は、しばらく行っていない。すきな色は、モスグリーンとうすめの水色、灰色。おしごとは、企業広報・ブランディングなど。5歳と1歳男子の育児が9割。

最近の記事

きっと、明日はいい天気

たのしいな、しあわせだなと思う瞬間よりも、しんどいな、つかれたなと思う瞬間のほうが多い時期がある。でも、この瞬間を私は決して忘れないだろうと思う宝物のような時間がある。 子育てを始めてからの話だ。 先日保護者会の最後に、こどもたちが登場してこの歌を披露してくれた。コロナ禍で相次いでテレビや映画の挿入歌になり、再注目されたという「にじ」。 当時はあまり気に留めていなかったし曲の存在も知らなかったのだけど、つらい時に沁みる歌だったんだなと改めて知った。 二人目が生まれてか

    • 素晴らしい日々の地盤

      選択を重ねていくと、だんだんと自分の人生が固まってくる。 それは幸せなことでもあるし、時々窮屈なことでもあると感じるのは30代半ばを越えた中年世代であれば、誰しも感じたことがある感情かもしれない。 考え、決めたことを実行する。ただ、人生ってそれだけなのだけど、それがなかなか難しい。選択することは”何かを捨てること”でもあるから。 何も決めなくても楽しかった20代を過ぎて、30代は休む間もなく決断して行動した。結婚、転職、治療や手術、出産、引っ越し、復職、転職。派手で珍し

      • 「価値を出す人が報われる」会社で働く

        入社して、ちょうど1ヵ月が経った日のことだ。私は、とある取材に同席していた。そこで耳にした代表の言葉が印象を持って、心をとらえた。 「価値を出す人が、報われる会社をつくりたいんです」 悩みに悩んで決めた転職。最後に自分の心を後押しした、言語化できない「何か」は、これなのかもしれないと感じた。 *********** 「価値」といえば、忘れられない出来事がある。 以前に所属していた企業で「企業理念の浸透」を担当していた私は、理念のワーディングを経営陣と考えたり、常に意

        • 好奇心を満たし続ける

          内向的だが、好奇心が強い。 端的に自分のことを表現するとしたら、これが一番しっくりくる言い方かもしれない。慎重で心配性。できれば新しいことなんてやりたくないし、基本ストレスに弱い。家族と限られた信頼できる友人知人がいれば満足で、毎日半径1キロ圏内が行動範囲でも良いくらい。にもかかわらず、「やってみたい面白そう」と思ってしまうと行動せずにはいられない。とりあえず手足を動かす。そこで発見したことをもとに次の行動をとる。「なるほど」と思う瞬間が大好きで、それを感じるためだけに動き

        きっと、明日はいい天気

          本能に抗いながら、生きること

          クラス11人中、9人がパパだった。 育休中から通っている(緊急事態宣言中は休会しているけど)ベビースイミング。育休から復帰して土曜日クラスに変更して驚いた。3歳以下は親が一緒にプールに入るのだが、週末のクラスはほとんどの同伴が父親なのだ。 へえ、世の中こんなに進んでるのね。 と驚きながらママとしてプールに入った。いつも通りにコーチに促されながら歌を歌ったり、一緒に水に顔をつけたりする。はじめての土曜日クラスに慣れない気持ちで、興味本位から周りのパパをちらちらと観察。その

          本能に抗いながら、生きること

          夫婦って、もはやコンテンツ

          職場復帰を前に、家事のほとんどを楽な方向にシフトした。 洗濯物は干さないし畳まない(all洗濯乾燥機→乾いたら各メンバー専用の箱に仕分けるだけ)。掃除をロボットで(気になるところだけフォロー)。手の込んだ料理はしない(毎週おなじものを生協で発注。食事はフォーマットを決めて毎度1品だけ入れ替える)。お皿は毎日食洗機へ。 そうしたら、あまりにも時間に余裕ができて「いままでなにをがんばってたの?」と思ってしまった(遅い)。 緊急事態宣言中は、大人の3食+10-11か月児の離乳

          夫婦って、もはやコンテンツ

          あたまを抱えて生きていく

          人間は、なぜ3キロ前後で生まれてくるのだろう。 一説によると、ヒトの進化の過程において脳が発達過剰となり「頭でっかち」になってしまった結果、これ以上大きくなると産道を通れなくなるという理由からだという。 そのため、本来であればもうすこしお腹の中にいたほうがいいところ、身体の器官が未熟な状態で生まれてきてしまうのだそうだ(ほんとうかどうかは、知らない)。 わたしは、不妊治療をした。子供がほしいと望み、自然にできないならべつの方法でと医療によるサポートを受けた。「不妊治療」

          あたまを抱えて生きていく