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浮腫みに対するアプローチ

浮腫みに悩まれる方は多くいらっしゃると思います。
そもそも浮腫みとは、なぜ起こるのか。
そして、起こってしまっている浮腫みに対する栄養学的なアプローチについてお話ししていきたいと思います。

○浮腫みの原因とは
・静脈
心臓に戻ってくる血管の静脈の溜まりが原因で起こる静脈瘤によるもの。

・リンパ、筋力低下
リンパなどは独自では働かないので、その周囲の筋肉が動かなくなっている事で起こるもの。

・筋の柔軟性、可動域が少ない 
筋の柔軟性が少ない、周囲の関節の可動域が狭い事で起こるもの。
この様に様々な原因が存在します。

◯血液の状態を良くするためには
①飽和脂肪酸の減少
肉類やバター、マーガリンに含まれる常温で固体の脂(飽和脂肪酸)は動脈硬化の原因として考えられる為、減らしていくことが必要です。
しかし、ラットの実験では、飽和脂肪酸をゼロにして、不飽和脂肪酸だけにすると逆に健康状態を損ねてしまうと言われています。本来は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸は2:1のバランスがベストであると考えられますが、日本人の特に何も気にしない人はこのバランスが10:1もしくは20:1のバランスの食事をしていると言われているので、飽和脂肪酸の積極的な摂取というものは抑える必要があります。
調理油やサラダ油、ゴマ油、キャノーラ油、ひまわり油などのオメガ6は不飽和脂肪酸ですが質が悪いので使わないようにした方がいいです。肉を減らし、タンパク質は魚から摂るようにしてDHAやEPAの摂取量を増やして飽和脂肪酸を減らすことで血液の状態が良くなっていきます。

②ビタミンK
血液の凝固作用があるので、血液をサラサラにしたい場合にはおすすめしません。玉露や抹茶にはビタミンKが豊富に含まれているので血液を固めてしまいます。
逆に血液がさらさら過ぎて血が止まらないという人は、固める為に海藻類を摂取することをおすすめします。
血液がドロドロで悩んでいるなどであればビタミンKの摂取を控えた方が良いです。

③水
体内の水分量が少ないと血液はドロドロになる為、水の摂取量は重要です。
1日5~6ℓになると水中毒や血中の塩分濃度が薄まり過ぎて命の危険すらありえるので、摂りすぎはよくないが1日に3~4ℓを目安にして摂取した方が良いと思います。

④ファスティング
ファスティングを行うことで、腸内環境が良くなり血液が浄化されることで浮腫みが解消されれば食生活で改善できるものだったんだと確認ができます。
また、飽和脂肪酸や乳製品を摂取しない生活を1ヶ月ぐらい試してみて、どのように変化が見られるのかを試してみることも良いのではないかと思います。

血液をサラサラにするものとして、納豆の納豆キナーゼ、血小板の働きを抑えてくれるクエン酸、DHAやEPAの摂取によって血液の循環を円滑にしてくれます。また、アルコールや砂糖、飽和脂肪酸を控えることで血管内のプラークを防ぎ、血管が炎症を起こし動脈硬化の原因になるものを抑えることができるので摂取は控えることをおすすめします。

浮腫みは血液の流れが悪くなって起こってしまいます。
なので、日頃の栄養摂取から気を付けていく必要があります。
皆さんのこれからの食事に活かしてみて下さい😊
最後までご覧いただきありがとうございました!
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#トレーナー #栄養学#浮腫み#血液

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