丸谷才一『忠臣藏とは何か』

時は元禄15年(1703年)の12月14日(西暦だと1月30日)深夜、元赤穂藩士 大石内蔵助以下47人の赤穂浪士たちが旧主浅野内匠頭の仇である吉良上野介の屋敷に討ち入り、吉良および家人たちを討ち取った。
この仇討ち話が後に歌舞伎の演目にされ、忠孝の観点からも『忠臣藏』として広く人々に知れ渡るようなる。
戦後、大佛次郎を始めとした作家がこれを題材に小説を書き、度重ねてテレビドラマや強いてはハリウッド映画化もされてきた。
永く日本人に愛されてきた『忠臣藏』を圧倒的読書量を誇った丸谷才一の観点により歌舞伎演目の筋から紐解いて行く論考本である。
なぜ江戸町民がこの物語に魅せられたのか等、『忠臣藏』を多角的に知ることは日本人の教養のひとつであり、今なお深い価値がそこにあると思うのです。



丸谷才一『忠臣藏とは何か』 (講談社文芸文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/406196013X/ref=cm_sw_r_em_apa_fabc_iM0YFbT0J0054

【赤穂浪士の討ち入り場所】吉良邸から泉岳寺まで事件当日の動き | 歴人マガジン
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