首都決戦 第2ラウンド
硬さと疲れか
レアル・マドリード対アトレティコマドリードのマドリードダービーがサンチャゴベルナベウで行われた。ラリーガでは2回目の対戦になったが1回目は1-2でレアル・マドリードの勝利で幕を閉じた。チュアメニの浮き玉のパスにロドリゴが反応してのゴールが記憶に新しい。今回はサンチャゴベルナベウに舞台を変えて第2ラウンドだ。
シーズン後半ということもあって序盤はシュート数こそ少なかったが終わってみれば両チーム合わせて25本。結果1-1という結果になった。
正直今回の試合はどちらかというと硬い試合になったと感じた。アトレティコとしては退場者も出てしまったため引き分けであれば合格点かもしれない。レアルとしては引き分けてしまったという感じではないか。ただ、試合を通して決定的なチャンスは少なかったかと感じる。アトレティコがスペースを埋めて重心を後ろにしていたためバルベルデ、セバージョスはじめ二列目三列目から関わる選手が少なくサイドを変えながらそこでの数的優位が生まれればといった感じに見えた。アトレティコに退場者が出てからはレアルもいろんな選手がペナルティエリアに入ってくるシーンが見受けられた。バイタルエリアからはチュアメニのミドルも2回ほどありと徐々にエンジンがかかってきたかなという試合だった。ヒメネスのヘッドで先制したがモドリッチのコーナーキックを18歳のアルバロが決めて同点に追いついた。
シーズン後半になって厳しい台所事情が垣間見えるがスペイン勢唯一の生き残りになったレアル・マドリードには是非とも頑張ってもらいたいと思っている。
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