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ネームバリュー

先日お邪魔したお客様の話。

某有名美容関係の社長様と、
その側近の方がいらした。
社長様はべろべろで、
おそらくここへ来た記憶もないだろう。

高級なボトルを入れていただいた。
従業員がキープボトルの名前を聞くと、
しっかり会社名を答えた。

この時から少し違和感があった。
ある程度のお名前がある会社の方は
自分の会社の名前は言いたがらないし
職業すらも隠したがる人が多いから。


べろべろな社長様は手癖がよろしくなく、
とにかく女の子に触る、
キスしようとする、
所謂痛い飲み方をされる方だった。

運悪く社長についたのは新人の女の子。
私はやんわり社長を止めていたが
側近の方は止める気配もなく
「いいの!?こんなすごい人にキスしてもらえるんだよ?」
と煽るだけだし、
とにかく社長へのよいしょが凄い。

痛い、痛すぎる。


側近の方にお邪魔した私は
早めに見切りをつけ、
差し支えない程度の話題で話していた。


側近「昼間仕事やってないの?」

私「やってないですよ。これだけです。」


側近「えー。。そうなんだ。。」


そこから側近の方はあまり話さなくなった。


私「昼間の仕事している女の子の方がいいですか?」


側近「うーん。。まぁそうだよねぇ。。」



職業差別とまではいかないが
がっつり鋭利な角度で見下ろされた。
何年ぶりかにこういうお客様に会った。
今でもこんな人おるんや。


ここまでの体感は来店されて約10分くらいだろうか。


あまりにもお触りが酷かったので
従業員が注意に入る。


次の瞬間、側近がキレだした。
そして「社長、帰りましょう。」とチェックを出す。
社長はべろべろで訳が分かっていない状態だった。


側近が注意した従業員と店長にキレる。
要するにすげー人にお触りで注意するなという内容。

腰巾着感が凄すぎて笑いそうになる。
しかし裏を返すと社長と会社の名前に
泥を塗ったようなものだ。
社長の手癖は側近の方が止めたらいい話である。


ネームバリューを持っている方は
本当に大変だと思う。

今後私がこの会社には頼ることはないだろう。



使えない側近とお酒の飲みすぎには
十分にご注意を。


みめ













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