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機嫌が良い人の方がカッコイイに決まっている|2022.7.2

2年ぐらい前の下書きを見つけて、改めて自分への戒めとして手を加えているのですが、つくづく機嫌が悪い人ってめちゃくちゃカッコ悪いよねっていう話でして。

定期的におじさんとか昔の上司に
「昔は尖っててさ〜」とか「俺、怒らせたらやばいってよく言われてたんだよね〜」的なのを武勇伝かのように語る姿を見て、
これは私にどんな風に思って欲しくて言っているんだろうか…?とすごく反応に困る時がある。
ビビって欲しいのか…はたまた威厳がある的な感じに思って欲しいのか。
まぁ、何にせよ憧れの年上とは思えない。

機嫌悪い人がいるだけで全体の空気が悪くなるし、当然ミスも増えるし、
そのミスを言い出せないままもっとどえらいことになったりするし。
何がしたくて怒っているんだろうと思ってしまう。

先日別れた恋人も割とそういうタイプで疲れて帰ってきて、余裕なくて機嫌悪くて喧嘩みたいな流れが割としょっちゅうあって
(まぁ、向こうの言い分からしたら疲れてる時に関わってこないで、みたいなのがあると思うんだけど)
顔色伺い続けて最終的に一緒にいるのが窮屈だなぁ、みたいなのも別れた原因の一個ではあったわけで。
だって最終的にはなんか言われるのがめんどくさくて、友達と旅行に行くって話すら言い出せんかったんですよ。

話が脱線してしまったのだけれど、
自分の中でこうなりたいなーってぐらいにいつも機嫌を保っている人がいる。私は写真業と並行でバイトもしていて、そこで初日からお世話になっていた方なんですけど、ほんっとうに一回も機嫌が悪いところを見たことがない。怒られたことがない。

写真という現場仕事然り、学生時代のバルでのバイトとかで
基本的に最初はポンコツなところからスタートする人間なのでその職場で存在する概ねのミスを起こし、怒鳴られ、胸ぐら掴まれ、長時間の説教など、一通り怒られることに慣れきっていた私からしたら、
その方がどれだけ尊い存在だったか計り知れない。
だって気負わずに質問していいし、できてたら褒めてくれるんだよ!?
それが基本的に日によって浮き沈みがないんだよ…
それでいて仕事をする上でのアドバイスや指導はしっかりしてくれる。
これって当たり前のようでなかなか難しいことだと思う。

まぁ、いた環境のせいで優しさを受ける側の私のハードルが低いとは思いますが、それを差し引いてもやっぱり機嫌が常にいいように見える人はとてもありがたいし、かっこいいと思う。

アシスタントとかを自分がそのうち雇った時にいつも機嫌がいい師匠でいたいなぁ、と思うわけで、
もちろん厳しい譲れない部分は必要だと思うけれど、基本的には優しい接しやすい人でいたいと思う。
求めていることを的確にやってくれたら感謝したいし、
それ以上のことをしてもらったら目一杯褒めたい。
最終的には自分が相手にしたことが返ってくる、ひいては仕事する上での評価にもなってくるだろうから、こういうことを常に思っていられるメンタルを自分でも育てていかなきゃいけないな、と思う。
なんだかんだ他人に必要以上に厳しく接している姿って周りの人は見てるしね…。

まだまだ自分のことで手一杯な私には穏やかな人間へのなかなか道のりは遠そうです…。
自分の機嫌は自分でとってこ。




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ミシマヒトミ
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