うさぎの年は緩やかに

今年もあと少し。
飛躍の年とはよく言うが、自身に当てはめてどうだろうと思い返したが、自分のやりたいことはほどほどに出来たのでよかったのではないかと思う。

飛躍とまではいかないけれど、今年できたことを書き出して来年のチャレンジ精神を培おうと思う。



はじめてのシーシャ

喫煙者ではないが、水タバコは嗜んでみたいと思って早数年。
ついにシーシャ屋さんに足を踏み入れることに成功した。

高円寺、吉祥寺、祐天寺に店を構える「はちグラム」さんへお邪魔しました。

初めてのシーシャなので、吸い方などを教えてもらい、フレーバーを選ぶのも新鮮でした。
420種ほど取り扱っていることもあり、メニューはないので吸いたい味を教えてほしいと店員さんに言われて悩む時間もまた楽しめました。
迷った時は店員さんが味の方向性を提案してくれるので、そこに乗っかるのもまた一興です。

初回で喫したのは柑橘系だったかな

フリードリンク片手に、のんびりと煙を吸って吐く。
程よく身を沈める椅子に深く腰をかけ、店の天井からぶら下がるトルコランプを眺めながら煙を楽しむ。
自堕落になる時間。
そんな時間もまた、最高なのだと気付かされた。
なんだかんだで3回ほど行けたので、来年もふらりと煙を吸いに行きたいですね。

かに道楽でかに三昧

長年行ってみたいと思っていた、かに道楽。
友人と話して「行ってみよう!」となり行くことになりました。

実家にいた頃は親が買ってきた毛蟹をほじって食べたものですが、ひとりで生活するようになるとせいぜいカニカマを齧るぐらいだ。

緊張と期待とで店へ向かい、予約したコース料理を食した。

カニ刺し。とぅるりと頂いた。
蟹味噌甲羅焼きに日本酒。
茶碗蒸しもほぐされた身がいっぱい

これらはコース料理の一部ではあるが、とてもとても美味しいカニを満喫しました……。

たまの贅沢、許されたい。


初、梅仕事

親から貰っていた梅が底をついた。
色々あって実家との連絡を絶った身なので、親に甘えてもらうのもおかしな話とおもい、梅が出回るシーズンになって梅の漬け方を調べました。

そこで出会ったのは、梅ボーイズという和歌山県の梅農家出身の梅干し屋さんでした。

公式ホームページ↓

こちらはYouTubeチャンネル↓

昔ながらの梅と塩だけで作った梅干し、というコンセプトは私が欲しいと思った理想の梅干し像でした。
しかも、少量かつジップロックの袋で漬ける方法や干し方、梅干しを使った調理法なども動画で紹介してくれるので、勉強にもなりました。

ネットショップでも梅と塩と紫蘇だけの、本当に酸っぱい梅干しも販売しているので、来年は購入したいですね。

購入した小梅を追熟させるの図


夜の動物園

これは前に記事にした話ですが、何年も前から広告だけは見ていた夜の動物園に行けたのがすごく嬉しかったですね。
詳細は下記の記事で。

余談ですが、夜の園内でビール飲んでいたら僕はブローチですが?と言わんばかりに右胸にカメムシ系の甲虫が止まっててめちゃくちゃビビり散らしながら追い払いました。
そういうのもひっくるめて、外の醍醐味を味わいました。


煮込み料理は好きです

秋から冬に移り変わる季節。
金物屋で買ったのは深型の両手鍋でした。

長年、片手鍋で冬場はスープなり鍋料理を作っていたのですが、鍋料理って基本4人前とかの量のレシピが出回っているのと、どかとがと野菜を大量に入れる癖のある人間なので片手鍋では足らなかったのです。
ずっと買い渋っていましたが、ついに買いました。


結果、めちゃくちゃ煮込み料理を作るのが楽しい!

先日はボルシチ的なスープを作りました。
最高に美味しかったですね……また作ろうと思いました。

ボルシチもどき、牛肉と間違えて豚肉買って入れたので「もどき」


ひと月で同じ映画を観に行く体験

なんて、早々ないですよね。
過去に連続で観に行ったのは、「鬼滅の刃 無限列車篇」を6回ほど乗車しましたが、その6回も2ヶ月ほどかけました。

今回は、上映開始してから1ヶ月以内に5回とハイペースに行ったのは、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」です。

口コミでじわじわと人気が出て、この記事を書いている辺りで興行収入16億突破したと聞いて口角が上がりました。

子どもの頃から馴染みのあった鬼太郎の、前日譚にあたる今作は大人向けの映画であり、愛の物語でした。
知らないはずの昭和31年の空気や戦争の名残り、現代ではあり得ない価値観に男尊女卑が濃く、鮮明に映っている。
その中で今作の主人公・水木の台詞の中に日本の未来を子どもに語るシーンがあるのですが、「そうであってほしい日本像」であり、それをいま創り出せていない現代人である自分の歯痒さも感じました。
台詞の端々に、今にも通じる願いがそこにあると、私は感じました。

物語の起承転結、水木しげる氏の従軍体験を基にした「総員玉砕せよ!」や原作である漫画「鬼太郎の誕生」もオマージュした素晴らしい作品です。

ただ「大人向け」なストーリーではあるので、お子さんを連れて行く場合はお気をつけてください。
妖怪怖いよりも人間が恐ろしいと思う作品です。
肉体的にも精神的にもそれなりにグロテスクな表現はあります。PG12とはいえ油断大敵です……!

現在6回目、近日中に7回目の「入村」を果たします。
劇場へ足を運べるうちは行きたいですね。


締めに

書いていくと、そこまで目新しいことを体験したわけではないかもしれない。
けれど、この経験は私を作る糧となる。

来年も楽しく、健康的に新しいことを体験したり挑戦したりしていきたいですね。



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