♡4映画アムステルダム(2022)
アムステルダム(2022)
デビッド・O・ラッセル監督
大きなネタバレは含みませんが、注意点などに若干のストーリー言及があります。
おすすめ視聴状況
軽く何か見たい時に。作業しながらでも。
序盤、食事中に適さないシーンあり。
♡が3つで及第点。それ以下は懸念事項
総合:
♡♡♡♡(4)
ストーリータイプ
:クライム・第一次世界大戦後のアメリカ
ストーリーのおしゃれさ
:♡♡♡
画面のおしゃれさ
:♡♡♡♡
音楽
:♡♡♡♡♡
制作者サイドの倫理観
:♡♡♡
注意点
・人が車に轢かれるシーンあり(回避不可)
・序盤にリアルな部分が映る医学的解剖シーンあり(予想して早送り回避可)
第一次世界大戦、戦場で出会った看護士でアーティストの女性、医者の半分ユダヤ人の男性、黒人の兵士(後に弁護士)がその固い友情でアメリカ資本主義と戦争の陰謀を、ひょんなことから暴いていく。
こんな嘘みたいな話なのに、実は実話を元にしていると言う今作。
事実確認などは今回しませんが、何より戦争での金儲け反対!と言う今の機運に合っている映画です。
戦争をテーマにしながらちょっとコメディタッチではっきりと戦争に反対するような場面がないので、世論的にはそこでと評価が落ちるらしい。それは確かに……とも思いつつ、映画としては私は面白く見れました。
でもアメリカでのかなりの低評価には疑問もあります。ビジネスプロットは学校では教えないらしいし、昔からの富豪はビジネスプロットを蒸し返されたくないのかな?と邪推。
一番見所だと思うのは、主人公3人があまりにも魅力的なところ。
この3人の掛け合いが一番重要だとすら思います。
あと実際の将軍のスピーチを完全コピーしたロバート・デ・ニーロ演技は最高にかっこよかったです、胸に迫るものがありました。
ウェス・アンダーソンではないけど、似た雰囲気があるので、ウェスが画面だけでなく物語部分も好きと言う人は好きだと思います。
軽快な洒落た音楽や、俳優が歌う歌も素敵でした。
というかマーゴット・ロビー、テイラー・スウィフト、アニャ・テイラー=ジョイ。圧がすごい。
ジョン・デヴィッド・ワシントン(テネット(2020)の主演)を見たくて見たのですが、あまりの豪華俳優。そして演技みんな最高でした!
個人的にアニャ・テイラー=ジョイの嫌な感じの悪役演技が凄い好きで印象に残ってます。
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