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#ニラース卓 アケトキワ大陸編 キャラ紹介&用語集

マイケル・スタンフォードYouTubeチャンネルで配信中の『Project Nilarth』TRPG配信・アケトキワ大陸編のキャラクター紹介と用語集です。
流石に専門用語が多すぎて開始前の画面などでは説明しきれなくなったので、パンフレット代わりにどうぞ。

このページで紹介されている用語は太字になっています。


そもそもD&Dって何?

おっと、迷い込んでしまったのでしょうか。
何も知らずに配信にやってきたあなたはまずはこちらをどうぞ。

これを踏まえたうえで、和風の世界観で遊ぼうというのが本シリーズの趣旨です。

プレイヤーキャラクター

アケミ

登場回:「春来たれど、雪止まず」
Player: バーチャルギガントサウルスちゃん
種族:ヒューマン
性別:女
クラス:ソーサラー(荒ぶる魔法)

辺境の農村・クサジに、荒ぶる神通力をもって生まれた現人神の少女。
コガネバヤシの司祭へ奉公に入り、メグリトとして伝統を守護するため訓練を続けている。
神通力は時折暴走してしまうが、まるで懲りる事がない。

リク

登場回:「春来たれど、雪止まず」「封じられしもの」
Player: だすきあ
種族:ヒューマン
性別:男

クラス:ウォーロック(アーチフェイ)

田舎で育ち、家の圧力もあって、都で朝廷公認のメグリトの試験を受けたが、好奇心が祟って落ちてしまい、自暴自棄になって自分探しの旅に出た青年。
ひょんな事から壊してしまった祠で妖狐「オボロ」の霊に目をつけられ、これまた好奇心で協力関係を結んでしまった。しかし、この力があれば名を上げ、親を見返すこともできるかもしれないと、機会をうかがっている。
先に行動してから考えるタイプ。

アタラヨ

登場回:「春来たれど、雪止まず」
Player: Ato

種族:天狗
性別:男

クラス:モンク(開手門)

かつて太陽神の狂信者に森を焼き払われて以来、辺境に隠れ住むようになった一族の末裔の出身。一族は人間をさげすみ、天狗を良しとしているが、それもアタラヨが生まれるずっと前の話。
アタラヨ自身は一族の考えに準ずることができず、里を一人抜け出して旅を始めた。
人間の善性は信じたいが、それはそれとしてお節介焼き。

天狗の総本山、シズイシの大森林を目指していた所、道中クサジ村に向かう途中でアケミとリクに出会い、一時同行した。
そして、クサジ村の異変(「春来たれど、雪止まず」)の後、自らの旅を続けるため、別れる事になった。

And more…?

主要NPC

オボロ

登場回:「春来たれど、雪止まず」「封じられしもの」
種族:狐/神霊
性別:女

タチワキ村近くの祠に封印されていた白い狐の霊。
霊体のまま力を維持できないため、リクの体に憑依し力を分け与える形で共生関係に入った。

他人には言えない秘密を抱えているようだが…?

ノリベのアケハル

登場回:「封じられしもの」(言及のみ)
種族:ヒューマン
性別:男

アケトキワの歴史に名を残すメグリト
成立当初、哲学的な性質が強かった気質道は民衆から外法などと呼ばれ、それを扱うメグリトは妖怪のように扱われていた。
しかし、アケハルは気質道の術を積極的に人々のために使い、メグリトに対するイメージを”人々を守るヒーロー”に塗り替え、国家のシステムに組み込むまでに至った。

現在ではその業績を称え、都ハレミヤに彼を祀る神社が建てられている。

用語

アケトキワ

(別表記:明常盤)
[地名]

二ラースの五大大陸の一つ。広大な大地に森や湿地が広がり、数千年の伝統が息づく大陸。

大陸全体に関わる魔法的な性質として、”年月が経過したもの程魔力が強くなる”という特徴を持つ。
他の大陸に比べ、人間の間では魔法やそれに類する力を扱う個人は圧倒的少数派のため、わずかにでも魔力を扱う生物や物体があれば、一般民衆の間では畏怖や敬意をもって扱われる。

現人神あらひとがみ

[文化:アケトキワ]
人の身に生まれながら、自らの知識や強大な存在との結びつきではなく、自ら魔力を宿す者のこと。アケトキワの文化上、これも広義のに含まれる。

  • D&Dのクラス「ソーサラー」に相当する。

[文化:アケトキワ]
アケトキワにおいて、広義の「神」とはこの世ならざる力を使ったり、そういった現象によって生じ、それにより大なり小なり、何らかの敬意を受ける者である。
大陸で広く信仰されているミホノメメグルヒメのような神々から、近所の木に生じた精霊まで、アケトキワには様々な形で「神」が存在している。

コガネバヤシ

(別表記:黄金林)
[地名]

ハレミヤから徒歩で北に7~8時間進んだ所にある町。
農耕神であるミホノメクシケノイナリを祀る最大の神社・黄金稲荷神社こがねいなりじんじゃを擁しており、川で東西に二分されている。

クサジ

(別表記:草路)
[地名]

コガネバヤシから徒歩で北西に2日進んだ所にある小村。アケミの出身地。
コガネバヤシには年貢の米を納めることで武力やメグリトの支援を受けている。
狐憑きの占い師が長く村長を務めている。

クシケノイナリ

(別表記:奇食之稲荷)
[個人名/文化]

アケトキワ大陸で広く信仰される一対の農耕神の片割れ。白い九尾の大狐の姿をとる。クシケ(奇食)とも。
ミホノメとお互いに強い愛で結ばれており、二柱揃って五穀豊穣、子宝、恋愛などにご利益があるとされる。

9本の尻尾を寄せた間から様々な穀物が湧き出ると伝えられるクシケだが、実際の所は…まあ、お察しください。
ミホノメに出会う以前、これを人前で堂々とやったせいで殺されかけた事があり、現在は尻尾や茂みで隠れて行うようになった。
大人はオブラートに包んで伝えることがほとんどだが、少年たちはこの事を知ると話したくなるのが世の常。

画:小出雲(X: @6_er7)

シズイシ

(別表記:静石)
[地名]
クサジ
から北東に位置する大森林。
メグリトの始祖たる人物が五気二質に目覚めるまでの修行をした場所であり、天狗の総本山としても知られている。

スクナ

(別表記:少名)
[種族]

垢や泥などで作った小さな人形を供物とし、神に祈りを捧げることで誕生する人型種族。
古くから英雄として自分より大きな存在を打ち倒したという伝説がいくつか残っている。
危機に瀕した村が、英雄になる事を期待して偶像を作り、スクナ誕生の祈祷を行う事も少なくない。

スクネの国

(別表記:宿禰の国)
[地名/文化:アケトキワ]

アケトキワの地の底とも、異次元ともされる空間。地上で死んで地に還った魂が転生を待つ場所。常に夜のように暗く、美しくも退廃的な光景が広がっている。
ここで転生を待つ過程の中で、時折転生のサイクルから外れたハズレモノが生まれることがあり、彼らも普段はここで暮らしている。
地上とは洞窟のような特定の暗い場所や、季節の変わり目や夜に一時的な繋がりが生まれる事がある。こういった理由でハズレモノが地上に出現することで被害が生じることも少なくないため、地域のメグリト達はスクネの国との繋がりが現地に発生する周期を把握していることが多い。

気質

[文化/魔術:アケトキワ]
アケトキワでは、ありとあらゆる世界の動きには5つの「気」があり、それぞれに2つの極のように「質」があるとする。
それぞれの気は常にお互いに流動しており(一般に言う「メグリ」)、自然の気の流れは人の物の見方、生き方にも影響する。

気質道

[文化/魔術:アケトキワ]
世界の気質の流れに任せていては世界の穢れも受けてしまい、善行を積むことができないとして、気質の流れからの解脱を実践する学問。
朝廷の公式なメグリトは気質道を学ぶ。

五気二質

[文化/魔術:アケトキワ]
気質を参照。

タチワキ

(別表記:立脇)
[地名]
ハレミヤ
からコガネバヤシへ向かう街道沿いにある小村のひとつ。
かつて偉大なメグリトであるアケハルがこの村の近くに狐の霊オボロと天邪鬼を封じたが、リクによって解かれてしまった。

ニラース

[地名]
Project Nilarthの主な舞台となる世界。

  • 未来的な魔導技術のアルシオン

  • 怪物狩りと傭兵の世界・アム=ロギオ

  • 善悪と剣と魔法のアグナシア

  • 変動し続ける不思議の国・アウリアース

  • 自然と伝統の大陸・アケトキワ

の5つの主要な大陸を持ち、それぞれに固有の魔法の傾向と文化を持つ。

ミホノメ

(別表記:御穂之女)
[人名/文化:アケトキワ]

アケトキワ大陸で広く信仰される一対の農耕神の片割れ。
クシケノイナリ(以下クシケ)とお互いに強い愛で結ばれており、二柱揃って五穀豊穣、子宝、恋愛などにご利益があるとされる。

ミホノメは、その行いから天に住まう龍から「斉意宝珠」というアイテムを託されている。同じ事を願った人数が多いほどより大きな願いを叶えるという宝珠で、このため、ミホノメを祀る神社では集落などの集団で参拝する様子がみられる。

狐を使者とするが、自らの元は水田の泥の精霊であり、狐を使者に選んだのは狐出身の神であるクシケを婿に迎えた以降のである。神通力を扱う際も狐のハンドサインで行うあたり、クシケ以上に狐のブランディングを気に入っているのかもしれない。

画:小出雲(X: @6_er7)

メグリ

(別表記:廻り)
[文化/魔術:アケトキワ]

気質の流れと循環のこと。気質を参照。

メグリト

(別表記:廻徒)
[文化:アケトキワ]

気質を理解し、祈祷や占術など、単純な物理法則を超えた力を扱う者のこと。狭義には気質道を修めた者。
特に、朝廷や豪族が雇うメグリトは行事や季節の時期の計算、天候や自然界の気質状況の分析、病気や呪いの浄化などの役割を持つことになる。
一般民衆からは、人と人ならざる者の世界の仲立ちをする存在として、大なり小なり神格化される事も少なくない。

メグルヒメ

(別表記:廻姫)
[人名/文化:アケトキワ]

ハレミヤの朝廷が信仰する女神。アケトキワの大地そのものの精霊であり、朝廷の教えによれば、そこで生まれ死んでいく者全てがメグルヒメの一部であると解釈されている。
アケトキワ各地にメグルヒメを祀る祭殿があり、祭殿の地面には必ず巨大な呪印が刻まれた「服」が縫い付けられている。
「メグル祭り」と呼ばれる年に一度の祭礼などでは、儀式により地面が形を成し、「服」のサイズに合わせた人型の実体が袖を通す形で顕現する。

ハズレモノ

(別表記:外れ者)
[生物/文化:アケトキワ]
スクネの国
で魂が転生できないまま形を成したり、黒の気質と極めて強く結びついた者が変化した存在。
怪力をもって貪り喰らう鬼や、嫉妬に狂う土蜘蛛などが代表例で、厳しい上下関係を持つ大きな派閥がいくつか存在している。

  • ニラースにおいて、D&Dのクリーチャー分類「フィーンド」に相当する系統の一部。

ハレミヤ

(別表記:晴宮)
[地名]

朝廷が居を構える、大陸一の栄華を極める都市。「都」と呼ばれることも多い。
遠目には城塞に見える程の高層街である上宮(かみのみや)、碁盤目のように区画の分かれた下宮(しものみや)、そして竹林や農園などが広がる外縁部の外宮(そとのみや)の3つの区画に分かれている。
生命の生じる森、人々の営みを支える平地、腐敗し地へと還る沼という生命のメグリを表す3つの地形が交わる場所に造られた。

ワタノハラ

(別表記:綿の原)
[地名]

朝廷が居を構える、大陸一の栄華を極める都市。「都」と呼ばれることも多い。

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