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23:ロマンのために生きる(ford v ferrari)


ford v ferrari

車は、ほとんど、父から入ってくる情報しかしらない。
だから、自分の家の車の情報しかしらない。

でも、昔父が乗っていたフェラーリのことや、祖父が大好きだったベンツの話。
車には、”人のロマン”があるということを理解したのは、私が中学の時だったと思う。

そんな車=ロマンと思っていた私は、ford v ferrariの予告をみて、「そのロマンを受け取らないなんてある?」という一心で観た。

ル・マンには魔物が棲んでいる

この言葉は、自動車レースを詳しく知らない人でも聞いたことがあるかもしれない。
フランスで行われる24時間耐久レースのル・マン。

世界三大レースの1つであるル・マンは、自動車業界にとっても自分たちの車の性能の良さや、かっこよさをアピールするものの1つ。(世界三大レースのほかは、モナコグランプリと、インディ500)

ford v ferrariは、このル・マンへの戦いへの奇跡。
史実を基にした映画とのことで、どこが史実に基づかれたのか気になったのなら、このページが良さそう。
私も、これからいくつかの本を読んでみる予定。


ford v ferrari

話を映画に戻す。

フォードは、ル・マンを走る。そして、フェラーリに勝つために。
そんなことを当時言っていたらなんと言われたか。
そして、登場するシェルビー、ケンの友情。
アイアコッカなど、組織人たちの戦略。

彼らが、自分たちの車をsheやgirlと表現することへの批判もあるかもしれないけど、私は、"最愛の"という意味で受け取っていて、とても優しい気持ちになった。

そして、シェルビーを孤独に描くことで、浮き彫りになる彼の情熱や、彼の戦いへの姿勢は、最後に全ての心を持っていかれてしまう。

そして、何と言っても、エンジン音、挿入歌、そして、音のない世界。
音を体感するためにも、この映画を映画館で観る価値がある。もしかしたら、IMAXや4Dとかで観ると本当にエンジンの震えまで体感できるかも。

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本当はどの判断が正しいかなんてわからないけど、その時の判断を後悔したくない。
それはどの時代でも一生懸命に生きている人にだけ、許される言葉。

裏側のyoutubeも公開されていて、マット・デイモンや、クリスチャン・ベイルが、演じた一部が観えるのも今の時代ならでは。

またもう一度観たい映画でした。

東京でも観れる場所が少なくなっているので、ぜひこの機会に劇場情報を探して観てみてください↓


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