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18 : なりたかったものになれなくても、夢に近づく方法(2019年版自己紹介note)


文系からエンジニアになろうなんて、よく思ったね?

今年1年、いちばん聞いたんじゃないかなぁというこの言葉。
エンジニア畑の方だけじゃなく、マーケ畑の方と会うことも増えて、エンジニアなんですね!と驚かれることが増えました。
だからこそ、自分がエンジニアというキャリアを選んだ意味とこれから進みたいところの話をしたいなぁと思い、noteを書こうと思います。

結局は、"自分のやりたい"に近づくために、どうやって計画して生きていくかを問い続けた結果だったなぁと思うけど、その言語化と私を知ってくれている人に向けた、改めての私の自己紹介を。


今の私と、私の仕事について

そもそも、あなたは誰ですか?という人のために、
"過去"、"今"の私を知ってくれている方に、これまでの仕事の経歴を少しだけ振り返ります。

・社会人7年目(5年目くらいだと思っててびびった最近)
・新卒:ポイントシステムや会員管理システムの開発保守運用担当
 (ここでオムニチャネルに向けたシステム構築を経験)
・2社目:機械学習のPjM。
・現在:アパレル企業の中でデータエンジニアとして、自社DMPの開発、保守、運用。
 BIツールを用いたデータの可視化など、データを使って、人の意思決定を早める仕事に従事
・「データの飼育員🐹」

もともとは、小売系のSIerでSEとして、キャリアをスタートさせました。
小売に必要なシステムや、データの連携、どのように正確なデータ設計を行うかを学んだのは、このSIer時代だったと記憶しています。

昔から、モノを売ることを魅力に感じていたので、会社を選ぶ軸は「小売に関わる仕事か」という軸で探していて、モノを買うわくわくを、使った時のときめきを、より多くの人に味わってほしいというのが、大学時代からの変わらない想いです。

でも、なぜ、エンジニアなのか。

本当はマーケティング部門で働きたかった

私は、大学時代、モノを売る、特に大好きな服に関われればいいなぁと思っていました。それか、工芸やものづくりを大切に考えたうえでできたモノを売る仕事に就きたいと思ったのです。

そういうときに出てくるのは、マーケ部門で働く事例。キラキラしたイメージ満載で、"なりたい!"を触発されるお仕事でした。

ただ、小売企業に勤めるとなると、第一に通らねばならない道は「店舗勤務」

今なら、店舗勤務の重要性を理解でき、年に数回店舗で働くことも学びの多い大切な機会に思いますが、ファーストキャリアとしての店舗勤務を私は考えたことがありませんでした。
そこに悩み、社会人5年以内に本部で、しかもマーケに近い部門で働く可能性を考えた時に、私の中で「転職で本部へいく」という結論に至りました。

そうなると、自分の選択肢は、
・マーケ系の支援会社で働く
・その他、小売に近い仕事に就く
の2択。

この時、たくさん考えたのは「マーケティングってなんだろう?」ってことと、「マーケティングに必要なことってなんだろう?」ということ。


マーケティングってひとくちに言っても、明確な"身に付けておくべきスキル"が見えづらく、流行りに近い仕事に感じてしまい、自分がそこまで流行りをおって仕事ができるかという問いに、Yesということができませんでした。


それならばいっそ、これからのマーケターに必要であろうスキルを身に付けて、マーケティング部門のサポートをする。そしていつか、自分がその両方の仕事を担う、そんなことができれば、仕事に困ることもないだろう。

そんなちょっと保守的な自分が、精一杯自分のキャリアについて考えた結果が、エンジニアになることでした。
マーケティングを行うにあたり、数値を見ることはとても重要なことだと思っていて、その中で自分のほしい数値を自分で持ってこれる人が強いんだろうなぁという、ここはとてもふんわりした思考のもと、エンジニアになったように思います(笑)

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(付録1:はじめて東京に来たときに住んでた場所)


エンジニアになってよかったこと

ファーストキャリアとして、エンジニアになってよかったなぁと思うことは、
・体系的にエンジニアスキルをつけることができる。
・自分の知りたい業界に詳しくなれる。
というところです。

新卒研修という、きちんと学べる場所で、システムとは?プログラムとは?を学び、まだまだ半人前ではあるけれど、少しでもシステムを理解できるようになるというのは、マーケティングでデータを収集するとなると?を考えるのにも、とてもいい要素を担っています。


また、個人的に小売系SIerに勤めていたので、自分の知りたい業界の仕事や、自分の会社が中小企業だったとしても、大企業と仕事ができるというのは、とても重要なことでした。

大企業には大企業のやり方があるというのは今でも痛感していて、そのパターンを知れるというのは事業側じゃないからこそ、学べることの醍醐味と言っても良い気がします。


でも、エンジニアは、ゴールじゃない

エンジニアになったことで、得たことはたくさんありますが、私の場合、エンジニアになることが目的でなく、エンジニアのスキルを使ってマーケティング領域に自分の仕事を拡張させるのが目的です。

なので、エンジニアであることはただの手段。

2019年も8:2くらいの割合でデータエンジニアをやっていましたが、少しずつ、マーケティング領域を増やしていこうか、このままエンジニアとして生きていくかは、悩みどころ。

エンジニアとして生きていて、TB以上のデータを扱うことのできるデータベースを使うことや、Tableauや、Google Data Portalを利用したマーケティングへの関わり方は、自分でも思っても見なかった世界の広がりを感じます。

2019年たくさんのユーザー会やコミュニティに参加させていただき、クローズドにやってきたことを社外の人と意識を高めながらやっていくことの大切さ、オープンな場で技術の話ができるインターネットの発達によって、技術を外部から集めることができること、2018年以前の私なら思っても見なかったことです。

悩みどころと言いながら、2020年、就職するときからずっと考え続けているマーケティングとは?を考えながら、エンジニアスキルをもっともっと高めていきたい。


2020年、私は、
・エンジニアとして登壇する。
・Tableau資格に挑戦し、合格する。
・DataSaberの認定制度をクリアする。
の3つを目標に、技術の蓄積と発信をしていきたいと思います。

来年もたくさんの人と、たくさんの技術と出会えますように。

これをもって、2019年のお仕事の振り返りとしたいと思います。
(仕事は納めてないけどね♡)



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(付録2:来年も行くと決めてるラスベガス)




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