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人材紹介から新規事業立ち上げに。異動と新規事業への挑戦で見えたやりがいと面白さを聞いてみました。

こんにちは!採用チームの佐藤です。

今回のNoteでは、人材紹介事業から新規事業部へ異動して立上げに参画したお二人にお話を伺ってみたいと思います。

上坂さん(2016年新卒入社)
-新卒でMS-Japanに入社し人材紹介事業部MS Agentにて人材紹介を4年経験
-2020年5月にダイレクトリクルーティングサービスあるMS Career(当時MS Jobs)の立ち上げに参画し現在は営業を担当

山本さん(2016年中途入社)
-中途でMS-Japanに入社し約1年人材紹介事業部を経験
-メディア事業部Manegyのローンチから営業として参画

――お二人とも、よろしくお願いします!
それではまず始めに、もともとは人材紹介事業部に在籍していたお二人が、新規事業にかかわる部署に異動となった経緯について聞きたいのですが、上坂さんは4年間人材紹介を経験してからダイレクトリクルーティング事業に異動していますよね?当時はどういう経緯で異動したんですか?

上坂:はい。もともと新卒として入社して、兼ねてからやりたかった人材紹介をやらせてもらっていたのですが3年4年と、ある程度経験していくうちに「事業がない、あるいは小さいところから事業が大きくなる過程に関わってみたい」という思いが芽生えてきたんですよね。そんな時に丁度タイミングよく、社内でダイレクトリクルーティング事業を始めるというので、営業担当の公募があったんですよ。それに真っ先に手を挙げた形です。

――社内公募ありましたね!ドンピシャでしたね。

上坂:コレコレ!という感じでした(笑)そのあとは、役員と事業責任者と面談して、やりたいという思いを伝えたら話が進み異動が叶った感じです。

社内公募で新規事業立ち上げに関わった上坂

――なるほど。山本さんはどうですか?

山本:実は私は中途で入社した段階から「人材紹介がやりたい」という思いで入社したわけではないんですよ。

――え?そうなんですか?

山本:はい、うちの採用面接を受ける中で、管理部門と士業特化のビジネスを展開していて、人材紹介で実績がある会社というのは理解していたのですが、面接で会う人会う人がそのリソースを使ってこれから新しいこともやっていきたいという話をしてくれて、その話を聞いた時に、これから面白いフェーズに入っていきそうな会社だなと思い、事業よりも「会社そのもの」に惹かれて入社したイメージです。

――結構漠然とした動機で入社したんですね!(笑)

山本:はい、今思うと(笑)ただ、もちろん人材紹介がやりたくなかったというわけではなく、当然興味はありました。はじめはそこで業務や業界を理解しながらも、いつかは新しい事業をやってみたいというのは面接の段階でも言っていた気がします。そんな中で、Manegyがローンチされるというポイントで異動して、現在に至るという感じです。

――山本さんの場合は上坂さんのように公募という形ではなかったんですね。

山本:そうですね。その時は今のメディア事業のような具体的な話はなかったのですが、そういう希望を入社後も常に伝えていたので、声がかかったのではないかなと思います。もちろん、そればかり言っていて目の前の業務がおろそかになるのでは実現しないと思っていたので、それはそれでしっかり成果残しつつ、そういう姿勢は常に持っていて、上司にも常に言っていたことが良かったんだと思います。

Manegyローンチのタイミングで声がかかり異動した山本

――なるほど。お二人ともケースが違って面白いですね。改めて聞いたことがなかったので新鮮です。

上坂:山本さん、そんなざっくりとした経緯だったの初めて知りました(笑)でも、山本さんの話を聞いても思いますけど、業務改善であれ、何か新しい取り組みであれ、「こうしたい」っていう希望とか、事業やサービスをよりよくする目的の提案であれば日ごろから積極的に熱量をもって言っていくのは大事ですよね。それをよくわからない理由で却下されたという経験もないので、言わないで思っているだけだったり、納得していないことや、何かより良いと思う案があるのに黙っているのは本当に損な社風だなと思います。合理的な理由で却下されたことはたくさんありますが(笑)それはそれで腹落ちしてすっきりするので、やはり積極的に言っていくべきですよね。

山本:そうですね。その感覚はよくわかります。うちの場合は管理部門と士業の領域で特化してやってきたからこそ、蓄積されているデータやお客様のネットワークがある。これって裏を返せば、何も考えずに言われた通りやっても武器がそろってるので、それはそれで回ってしまうんだけど、そういう仕事の仕方をするにはあまりにもったいない環境だなと思います。これを使ってこうしたい!とか、もっとこうやればもっと良くなる!っていうのは些細なものからたくさんあると思うので、私もそういう姿勢は大事にしていきたいなと思っています。

――たしかに、自分が発した意見や提案が採用されるかはさておき、必ず検討にはのるイメージがあります。「うちはそういう会社じゃないから」とか「○○さんがダメっていうから」とかそういう理由で却下されること確かにないですね(笑)

山本:ですね。もしそういう理由で却下されたら私なら納得いくまで聞きにいきますね。そうすべきだと思います。

――その後、実際に異動して新規事業に携わってみてどうでしたか?

上坂:「事業をゼロから作る」ということなので、当たり前ではあるのですが想像していた以上に「何もない」。これまではスケールした人材紹介という事業の中でやっていたので営業リストや、営業資料、営業で何を話すか、どういう手段で営業するのか等、ある程度テンプレがある中で自由にやっていたのですが、そもそもその型すらない、自分で考えなければならないという事が新鮮であり、当たり前なのですが驚きでした。

山本:わかります。とにかく早く結果を残したいという思いとは裏腹に「何もない」状態ですよね。私の場合その「わちゃわちゃ感」が楽しかったなと思います。とりあえず一人で爆走してやる!みたいなプレーもある意味未整備なのでできたので(笑)上手くいく創造は爆発してるんだけど、目の前に何もない!でもそうやってバタバタしながらも作っていくのが、いま振り返ってみるとおもしろかったなと思います。

――なるほど。お二人とも失って初めて気づく、有難みを感じたわけですね。それは異動した感覚ならではですね。

上坂:そうですね。環境が整った大手からスタートアップに転職したような体験でした。転職することなく、社内の人的関係や信頼関係がある中でそのような経験ができたのは本当に貴重だなと今でも思います。

――なるほど。そうやって振り返ってみると、人材紹介をやっていた経験が活きている点はありますか?上坂さんどうでしょう?

上坂:ありますね。人材紹介を4年経験して、業界の経験者としては深いほうではなく社内でももっと熟練の先輩はたくさんいるので私が語るのもおこがましいですが…私なりに感じたことは、企業への求人ヒアリング、求職者の意向や動機、心情を理解する際の対人洞察力というか、相手の発言の裏にある潜在的なニーズや欲求を把握するという力が人材紹介で基礎として身についたと思っています。もちろん、その力はまだまだこれから磨いていかないといけないと思っていますが、その基本動作みたいなものが習得できたのは今でもとても活きていますね。幸いうちは企業と求職者の双方とやりとりができる両面型の人材紹介をやっていたのでより身についたと思っています。

――営業としてビジネスの基本の型みたいなのが身についたのは大きいですね。
逆に新規事業をやる中で身についた事や面白みはなんでしょう?山本さんいかがですか?

山本:そうですね。ManegyはMS-Japanの中の部署でも特に外部から業務委託等で一緒にサービス開発や企画、セールスに関わってくださっている方々が多くいらっしゃるので、社内のチームメンバーのみならず多様な経験がある方々と一緒に仕事できるのは刺激があって面白くやっています。

――社内でも特殊な環境ですよね。振り返ってみるとかなり成長を感じますか?

山本:俺は成長している!と言い切りたいところですがそんなにきれいなものじゃないですね(笑)業務委託でやっているような方々は当たり前ですが自分より遥かに経験がある方々ばかりで、その方一人でもクライアントに対して十分なバリューを提供できる方々ばかりなので、成長を実感しているというよりは、毎回毎回壁にぶつかりながら跳ね返されてはまたぶつかり・・・みたいな感じです。もちろん、始めの頃よりは成長していると思いますが、まだまだ課題を感じる時間の方が圧倒的に多いです。

――なるほど。楽しさ半面厳しさもひしひしと伝わってきました(笑)
さて、長くなってきたので最後に、これから新たにMS-Japanに参加される仲間に対して何か一言ありますか?もしくはこういう人が向いていると思うので是非!などがあればお願いします。

山本:そうですね。外から見ると東証プライムで歴史もあって、っていうところが目立ってしまうのかなと思うのですがそういう「看板に惹かれる」人よりも、管理部門領域や士業領域で能動的に色々なことがやってみたい!という人はとてもいい環境だと思います。その中で人材サービスをさらに磨いていくのもよいし、ダイレクトリクルーティングで仕組み作りをするのもいいし、Manegyでメディアやコンテンツの作成にかかわっていくのも面白いと思うので、そうやって興味関心を爆発させて仕事を楽しめる人と一緒にやりたいですね!

――上坂さんはどうですか?

上坂:山本さんとほぼ一緒ですね。管理部門・士業領域というドメインの中で部門をまたがって一緒にやっていけるような能動性がある人はすごく楽しめるし、活躍できるんじゃないかなと思います。部門をまたがるのは何もサービス別だけじゃなく、マーケや開発等、機能別にも垣根が低い会社なのでそこを楽しんで自ら動ける人は刺激が絶えないのではないかなと思います。そういう人がいらっしゃれば活躍できる風土は整っているのではないかなと思いますね!


――ありがとうございました!

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