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人前で演奏する機会を増やしたい

 クラシックギターを習い始めたのが2011年の1月だったので、丸13年経った。もしも10代や20代で始めていたら同じ年数をかけて、もっと上達していたに違いないと負け惜しみを言ってみる。ただ、会社をリタイアした後を視野に入れて趣味で始めたことなので、上達して人に感心されることを目指すのではなくて、自分が音楽にふれて楽しむことの方が大切だろう。

 そして、クラシックギターは和声楽器なので独りで演奏を完結することができる。自分の性格からしても、そういう楽器の方が向いていると思う。ただ、上達することを目的にしないで、音楽にふれて楽しむことを目的にするとは言っても上達することを視野に入れないわけにはいかない。独奏楽器だからといって、独りよがりに楽譜を読んだり、演奏が変な癖に染まっては音楽にはならない。先生方のように芸術的に演奏することはできなくても、できる範囲で、より音楽的に演奏するよう努力することは必要だ。

 クラシックギターを独学で音楽的に演奏するのは難しいから、先生について教わっているわけだが、できるだけ年に三回の教室の発表会に参加して仲間の前で演奏させてもらっている。やはり、ゴールを設定することで、レッスンでの指導を日々の練習に反映していく際に目的意識がはっきりすると思っている。昨年は、三回の内、一回は都合がつかなかったので二回参加したに留まるが、今年はなんとか三回とも参加したいものである。

 それに加えて、今年はライブハウスでのイベントにも、昨年以上に積極的に参加して人前で弾く機会を増やしたい。クラシックギターを中心とした音楽の愛好家と交流することで上達のヒントをもらったり、あるいは、音楽の理解が深まることがあるだろうと期待している。あくまで"抱負"であり、実際に有言実行できるかどうかは心もとないのではあるが。

#ナイショの抱負

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