2017年10月30日 / 研究の世界もどろどろとしてる

今日はクソみたいな書類作成で一日が潰れた気がする.ということは,クソみたいな一日である.

クソみたいな云々で思い出したけど,近年,国際会議でクソみたいな開催をするところが多い.

どういうことかと言うと,まず,ある有名な国際会議を,メインの国際会議と呼ぶことにしよう.それに付随して,コバンザメ的ワークショップ,と言ったら語弊があるので,衛星ワークショップと言うことにしよう,そういうようないくつかのワークショップと合わせて同時開催するのである.

メインの国際会議はアクセプト率が低い,そして,そこでリジェクトされた論文を,衛星ワークショップに回していく,つまりそこでアクセプトにするのである.その衛星ワークショップは,名前も知られてないので,単独開催すると,論文が集まらない,そこで,そういうようにして論文を集めるのだろう.その他にも,いろいろと下種な理由はある.ここでは書かないけど.

ただなー,そんな理由でコバンザメ的うんこ的ワークショップ,じゃなくて,衛星ワークショップに論文を回された著者としては,耐えられないような思いがするんだよね.都落ちを強制させられたというかさ.おめーみたいなところに論文投稿してないよというかさ.開催プログラムで格差を感じるとかさ.

この内容,いくらでも書けるんだけど,これくらいでやめときます.ダークサイドに本当に堕ちそうな気がするので.

研究職にいない人にとっては,研究というのは,学究肌の研究者が超俗的にこつこつとやるものだという印象があるでしょう.多分.

残念ながら,それは必ずしも真ではない.研究の世界も,人間が関わる以上,とてもどろどろとしてるんですね.そういう意味では,この世はほんと地獄かもしれない.


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