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食傷

道理で言葉が空を切る

然して言葉を食うを知る

錆びついた脊髄が悲鳴を上げ

枯れた喉元は異音すら上げない

これは不味いと手を延ばし

食うた言葉を消化する

目覚めたからには四季行脚

終まで見据えて彩添えよう

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